プランターの秋向けキュウリが2本とも枯れてしまった。しかし、素性の知れないウリ科の蔓が元気でいるので、水やりだけは続けてみる。

某所より。
「うまい作り手は「ホラの吹き方」がわかってるんだね。やっぱり。「リアルというのは、後でウソで騙すための糸口」なのであって。つまり本番は「大嘘」のほう。そっちが重要なんだ。嘘を嘘にみせないためにリアルが重要なだけで、リアルが本番(話の核)じゃない。そのへん取り違えると失敗する。」
「大半の読者というのは「騙されてなるものか」なんて思ってないから。「うまいウソに騙されたい」「騙されて気持ちがよいのなら、喜んで騙されたい。酔いしれたい」と思ってる。マニア層のすれっからしみたいな連中だけが「目を皿のようにしてアラ探してる」だけだと思う。ああいうのは少数だから。」
娯楽に対しては、少し前に話題となった所謂弓道警察とか、近頃に話題となったジャガイモ警察とか、ある程度はおおらかな気持ちになって「いんだよ 細けぇ事は」と鷹揚に構えていたい。娯楽の供給量が減るのは望ましくない。

「ほんとうに美味しい赤ワインは液体というより美しい粘液ですよ。喉に快感が走るんです。私の中では触手に堕とされる女騎士は、こんな喉越しを味わってしまったんだなーと。」