マイク・ロイコの『男のコラム』、「ジョン・ウェイン」から26頁11行目〜13行目。
「そこへ現れたのが、ジョン・ウェインだった。彼は手首ではなく敵の心臓を撃ちぬいた。
ウィスキーも飲んだし、馬も馬として扱った。それどころか、女たちまで馬を扱うように扱った。そんな彼は、私の生まれ育った界隈の男たちを連想させて、私にはきわめて現実的に思えたのである。」
ジョン・ウェインが亡くなって、マイク・ロイコも亡くなって、今となっては昔のハリウッドの話。石原裕次郎は……微妙に違うか。そう言えば、『勇気ある追跡』は数年前にリメイクされていたけれど、何となく観ないままで、ずっと観ないままでもいいかなって。

プランターミニトマト、伸び放題のを叩き売られていた苗から、そろそろ収穫の始まり。買ってきたときにはもう実が付いていた状態で、脇芽も付き放題だった。追肥を忘れずに。

よしながふみさんの「愛すべき娘たち」で、信念を持って生きてきた祖父が死ぬ間際に「自分は間違っていたかもしれない」と自分の人生を否定するような一言を言うシーンがある。
人生の終焉間際にその一言を言える強さが想像できない。」