ふの付く某所より、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』のドラマ編に寄せて。
「要するに権利関係
映画では星勝さんが作った曲では合わないと判断されて
別の人の曲が使われた
ドラマは聞いたことないけど本来星勝さんが作った曲を使ってるんだと思う」
深夜のちんどん屋がねり歩く場面、映画とドラマ編(1991年にCD化されてたのか、知らなかった)では使用曲が違っていて、その理由に対する考察。試みに検索してみると……以下、Amazonのレビューより。
「オリジナル サウンドトラック【ドラマ編】とは、
当時は映像ソフトがとても高価で、なおかつ再生機もあまり普及していなかったので、
せめて音だけでも手軽に楽しめるようにとLPレコードやカセットテープで
昭和80年代中頃まで出ていた、ファンにとってはとてもありがたかった商品です。
主に人気だったアニメ映画のタイトルが数多く発売されていましたが、
音を聴きながら映画館で観た映像を思い出し頭の中で再生したり、
フィルムコミック*(映画のフィルムを使ったカラー漫画本)を見ながら楽しむというものでした。

基本的に映画の音をいじることなく、そのまま収録してある商品が多かったのですが、
このビューティフル・ドリーマーの【ドラマ編】は、
音楽やセリフの入るタイミングが違っていたり、音楽の長さが違っていたり、
あのチンドン屋のシーンの音楽は劇中で使用されたものではなく、
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 音楽編*』CDのBGM#2
(元々このシーン用に星 勝が作ったが雰囲気に合わないという理由で使われなかった曲)
に差し替えられていたりとドラマ編独自の編集がされていて、本商品ならではの味わいがあります。
セリフやSEは映画同様にモノラル音声での収録ですが、音楽がステレオで収録されているのも
このビューティフル・ドリーマー オリジナル サウンドトラック【ドラマ編】の特徴です。」
レコードを聞いたのは遠い昔なので、ちんどん屋の曲がどう違っていたか、もう覚えていない。映画のVHSの値段は当時14800円だったかな? 高かった。

押井守の作品で一番好きなのはアニメではなく、Bloodの本人による小説化である「獣たちの夜」。
アニメファン向けのノベライズではない。学生運動家とおっさんがゲバ棒を作ったりメシを食ったり死体の歴史について考えたりするだけのネチネチした小説」