幡大介『大富豪同心 卯之吉子守唄』(双葉文庫)600円+税
シリーズ第九弾は、赤ん坊を預かる事になった主人公卯之吉が神竜一家から付け狙われる羽目になる、その顛末。育児に縁の無い大人が赤ん坊に振り回されるというのは、リメイクもされた映画『赤ちゃんに乾杯!』とか、ライトノベルだと野尻抱介の『クレギオン タリファの子守歌』や藤井青銅の『超能力はワインの香り』を思い出す。閑話休題。このシリーズは親子の情(主人公だと祖父と孫の情か)は割りと細やかに描写されるけど、男女の情となると存外あっさりと別れる切れる話になるんだなあ。同心八巻卯之吉の勘違い主人公ぶりは相変わらずで、吉原で遊ぶ描写が無かったので少し寂しかったかな。

ルーブル美術館は入場券を買うために長蛇の列が出来ても、スマートフォン等でチケット購入してタバコ屋(ルーブル美術館の地下にもある)で発券して貰えれば並ばずに入場できる……らしい。フランスではタバコ屋がインターネット販売の端末になっているのか。

枯れたかに見えて根元の方から新しい芽が伸びてきたキュウリは、やっぱり新しい芽まで萎れて、後は枯れるのを待つだけに。すぐ上を切断してしまったのがいけなかったのか?

メールはプロバイダの営業時間に入ったら復旧していた。しかし、プロバイダ側から特に告知は無いので事情はよく分からない。DNSの設定を律儀に更新していた場合はネット接続すら不能だったケースもあるようで、桑原桑原。

「「中二病」って呼び方が良くない…「病」って治さなきゃいけないみたいじゃ無いですか!!治す必要一切無し!!…なので今後はキカイダーの「良心回路」みたいに「中二回路」って呼ぼう!! 「俺には…中二回路が埋め込まれているんだ!!」って言えばカッコイイ!!…まさに中二的発言(;´ω`)b」

卯之吉子守唄-大富豪同心(9) (双葉文庫)

卯之吉子守唄-大富豪同心(9) (双葉文庫)