「新人がすぐ辞めないよう社会人としての心構えを教えろと言われたので
「現場が嫌なら退職の前に異動願いを出して」
「空気読まずに有給を取れ」
「飲み会は上司の介護だと思って」
「賞与まで辞めるな」
「辞めたら来年の住民税で死ぬから計画的に」
などを教えました。怒られました。」

「世のお母さんが子供を怒る時は「悪いことをしたお前を怒る」ではなく「私を怒らせるお前が悪い」の論理で怒るので、正しい対応策は「自分が悪くないことを主張する」ではなく「上手くなだめる」である。」

「どうして「出来る人は出来ない人の気持ちは分からないのよ」はまかり通るのに、 「出来ない人間は出来る人間の苦労を分かろうともしない」という意見はひどいと言われるのか。」

「弱さの押し付けは暴力」

「ついでに言えば、カネのために働いていない人間は、カネよりももっとやっかいなもののために働いている。」

もう少しある分は後日へ。

芝村裕吏『遙か凍土のカナン1 公女将軍のお付き』(星海社)1250円(税別)
イラストはしずまよしのり。作者の『マージナル・オペレーション』シリーズと同じ組み合わせだそうで、登場するキャラクターもスターシステムっぽい役回りがちらほらと。来日して釣りに付き合ったクロパトキンに気に入られコサックの嫁を紹介される日本軍の主人公、という筋立てがファンタジーっぽく感じられるのは、現在進行形(あるいは未来進行形?)だった『マージナル・オペレーション』に比べると、コサックの地に赴いてコサックの王国を作るという主人公達の目的は叶えられないのだと歴史上で判明しているから……かな? キャラクターよりも筋立ての方が楽しみで先が気になる。予定では全3巻なのだとか。

『東京喰種―トーキョーグール―』、新番組。人食いに絡まれて人食いになったかと思いきや何やら中途半端な主人公。さて。これからどうなるのかな。初期の頃の『吸血鬼ハンターD』だと、吸血鬼にされる/なる事は強烈な禁忌が伴っていた世界観だったけれど、今となっては利点に目が眩んでもおかしくないのは、これが時代の流れというものなのか……思っていたところにカウンターが入って、なるほど。

「「アイドルは気が狂うことを許してくれる装置である」みたいな言葉を見かけたんだけど、むしろ自分の中にある狂気に気付かされてゾッとすることの方が多くないか」