ワタリガニを茹でて食べる。口に入った殻を吹き捨てていると、景山民夫の『虎口からの脱出』にそんな場面があったのを思い出した。行きそびれている都内の、カオマンガイを食べる予定の店でシンガポール・スリングを注文したら、きっと『遙かなる虎跡』を思い出すだろう。

某所より。
「銀英伝の英訳、アマゾンのレビューが「ひどいファンサブ翻訳のOVAを自力で登場人物表作りながら見てから20年、ついにこの日が…」という、長年のゲリラ戦を耐え抜いて祖国解放の日を迎えたパルチザンみたいな北米オタクで占められているため英語圏で実際どう受容されているのか全然分からん。」
日本語訳で評判が左右されるように、英訳も訳者の腕前が問われる。

プランターの地這いキュウリの残骸を片付ける。腐葉土を使いまわして、素性の知れぬマメ科の種を植えてみよう、そのうちに。

「オタク夫婦友人だけが集められた披露宴二次会で、ほぼ面識ないものの全員オタクなのは確信してるという状況。「自分の素性を隠しつつ互いのジャンルと作品形式を探り合う」という「サーヴァントの真名と能力を隠しつつ互いを牽制し合う聖杯戦争」の様相を呈してた。」