鈴木清順死去、享年93。以下、ふの付く某所より。
「戦争中に乗ってた船が米軍の魚雷にやられて仲間と残骸にしがみついて日本の船が近くを通るまで必死に待ってたことがあったそうだ
鈴木「身の上話とか自分の秘密を告白するやつは力尽きて海に沈んでいくんだよ」
インタビュアー「鈴木監督はどうして助けが来るまで耐えられたんですか?」
鈴木「ボクはショーペンハウアーを読んでいたからねえ」」
思い浮かぶのは、『美少女仮面ポワトリン』の神様役。番組の冒頭、後期OPだったかな、白いスーツで「愛ある限り戦いましょう」と片手を上げていたような記憶が。
以下、朝松健の『幻獣戦記 ユニコーン作戦』、100頁上段7〜11行目。
「お嬢ちゃんは知らねえだろうが、パリのB級映画ファンは、監督ならセイジュン・スズキ、ショーテン・マツオ。役者ならジョー・シシド、アキラ・コバヤシ、ヒデキ・タカハシの大ファンなんだぜ」
どうぞ安らかに。

モーツアルトのレクイエムを聞く日。今も世界と触れ合った発信があればと思う日。「ボスコム渓谷の惨劇」のラスト、バクスターの一節を思う。

「決断のときは「失敗をしに行こう」と、気楽に考えればいいのです。」

幻獣戦記 ユニコーン作戦

幻獣戦記 ユニコーン作戦