某所より、『Papa told me』に寄せて。
「この知世ちゃんという子が、可愛くて賢くて元気でお喋りで繊細でリリカルでファザコンで……という、文字通り、絵に描いたような少女っぷりなのである。作者の英国フリークやアリスのモチーフが度々出てくることからも、ルイス・キャロルのあの童話の根強い影響下にあるのは間違いないだろう。彼女は、澁澤龍彦が言うところの「独身者の願望から生まれた美しいモンスターの一種」そのものだ。」
小学館系や角川系の漫画がズラリ並んでいたLIの本棚にあって異彩を放っていたのを思い出す。ドラマ化されたそうだけど、未見。

「広告代理店の話を見聞きする時、ガルビオンが突如打ち切りになった時、当時勤めてたスタジオの社長が「あそこは広告代理店と提携してなかったからこんなことになった」と言っていたのを今でも思い出す。

つまり、広告代理店と提携いていれば、スポンサー企業がヤバくなっても新しいスポンサーを広告代理店が見つけて来てくれる、ということ。「サンライズには創通エージェンシーが付いているから救われた」とも言っていた。広告代理店は作品のセーフティー装置としても重要なのだろうね。」