づし系の某所で見かけて、以前に探して見つからなかった文章を求め、また本棚をひっくり返す。うーん、樋口有介っぽいけれど、ハンバーガーを2個食べて満腹して自首する陸上少女、またしても見つからない。もうちょっと記憶を広げて、生理が止まる、までイメージすると……東野圭吾の初期、かなあ? 栗本薫高橋三千綱ではないだろう。樋口有介でスポーツ、それも陸上となると『11月そして12月』だけど、あの本には自首するような犯罪は起きなかった……気がする。かなり前に一度読んだきり。他にスポーツが登場するのは、『ともだち』が剣道、『プラスチック・ラブ』の表題作がソフトボールで「クリスマスの前の日には」が新体操、くらいだったかな。手元に『楽園』や『苦い雨』は無いものの、2冊とも大人の物語なので、陸上少女は登場しなかった……気がする。

「新しい作品を摂取するって、わりと運動なようなもので「見れば絶対に楽しくなるし、自分にもいい影響がある」のはわかっているが、心が弱っていると、「今、そんな面白い作品とか見ると、心が疲れるのでソシャゲの周回でいいや」という気持ちになってしまう。がんばって、心の健康を、取り戻さなければ」