年末で薬を調整……と、これは昨日の話。

某所より。
「数年前ですが和歌山大学の先生が、小学生のネット掲示板スキルというのをテーマに、実際に小学生に掲示板を運営させ、そこに研究室の大学生にさまざまな形(荒らし、個人攻撃、自作自演など)で関与させて、それをどう解決していくか体得させていった、という実験をされていました。そのときも、荒らし的コメントが全体の半分を超えなければ空気は荒れないで済む=その閾値を超えないように発言をコントロールする、とか、誹謗中傷のスルーとか、あるいは諭し方とか、そういうのを体験的に学習させていくと、予想以上に体得していくものだ、という報告がなされていました。」
全体の半分を超えなければ、という数字が生々しい。知恵の都は居心地が良かったけど、あの狭さは今のネットだと再現するのが難しい。

「本当にしょうもない話なんですが、家族が助けられる人、教会が助けられる人、病院が助けられる人、ネットが助けられる人って、どれもこれも違うんですよ。病院が助けなきゃいけない人を、家族が助けようとしたり、教会が助けなきゃいけない人をネットが助けようとすると、大体悲劇になります。」