AbemaTVの『伝説巨神イデオン』配信、最終2話。第38話「宇宙の逃亡者」は、戻ってきたギジェの遺体をめぐる悶着なんて全く見覚えがなかったのに、最後のナレーションが「ソロシップは宇宙の逃亡者」だったのは覚えていて、再放送で印象が強かったのだろう。最終回「コスモスに君と」は思ったより希望のある展開……ただし、終了3分前までは。その後、ポカーンとしてしまう風呂敷のたたみ方が始まって、なるほどこれは劇場版を見たくもなるだろうな、と。ふの付く某所を見ていると、「宇宙の逃亡者」でBメカのバリアが破られてからギジェの独白まで、演出とイデにまつわる考察があって、深読みするほど面白いアニメ。

岩崎摂の『MY HOMEギジェ』を読み返したくなったものの、あいにく、手元に無い。いや、「OUT」本誌の方でも載っていたようだから、掘り出せば読めないこともない、か。朝食バイキングでサンドイッチやおにぎりを作るのと、「私はお産に行くだけなの」の話は思い出せた。

「「まわりの人間100人全員から好かれるのは絶対に不可能だよ。だって世の中には100人全員から好かれるような存在が嫌いでたまらない人間が必ずいるからね」

覚えておきたい。」
[rakuten:surugaya-a-too:10526642:detail]