ふの付く某所にて、『Portrait』の話題。このゲーム以降、シナリオはワーストEND方面ばかりになって、ハッピーENDのようなテキストが見られなくなり残念……というコメントは納得。後輩のハッピーEND、「先輩、今、何を考えてました?」(だったかな?)という台詞の趣深さ、他でも見てみたかった。むしろ、これより前のゲームが気になる。

「逆説的だが「自分と異なる意見を持つ他人ととことん話し合い、心から納得した上で自分の考えを変えた経験」って真の自尊心を育むんだよな。自分の考えを客観視できない人間はずっと「自分に異論を唱える者は敵」という勘違いの地獄で生きることになる

「自分は常に正しく、一切間違わない」という信念は単純に誤りなので、人生を善く生きる助けにならない。「自分は誤ることもあるが、それを受け入れて最終的には正しい結論に至れる」という確信が真に持つべき自尊心につながる

自尊心とか自己肯定感とは自惚れのことではなく「人生色々あるが、自分はなんとかやっていけるから大丈夫」という確信のこと。「自分は決して誤らない、正しくなければならない」はちっとも大丈夫ではなく、それは強迫観念と言うんである。」