BZから借りた、たがみよしひさの『化石の記憶』を読了。「プレイコミック」誌で連載だそうで、読んだことの無い雑誌だった。八頭身ばかりで二頭身の出てこない、徹底してシリアスな時間SF漫画。検索結果のどこだったか、ループからの脱出を指したのだろうけど、涼宮ハルヒの名前が挙がっていたのも、今となっては納得。本城哲也が発見した頭骨の化石、それを復顔する場面は時間SFとして痺れるものの、妄想としては、赤森から戻ってこなかった郷土史家の本城敦という線も面白そう。主人公の父である美袋洋一郎と違って、本城兄妹の父親は最後まで名前しか登場しなかった。虚しい最後が感動的。いろいろ借りたけど、次に読んでみたいのは『滅日』かな。

M浦くんの話に拠ると、市川のリニューアルしたフレンチ・レストランが1周年を迎えてイベント中だとか。興味はあるけど混雑必至だとか。

「自分がムチャクチャはまっている作品を人に薦めるとき、「面白いからハマって!」というより「ハマらなくてもいいから私の妄言をある程度理解してほしい」という気持ちがあるし、「これを読むと私が沼でジタバタしてる様子をより面白く眺められますよ」という気持ちがある」