某所より、再び。
「最後にもう1つ豆知識。この作品で必ずと言っていいほど話題にのぼる、銭形警部の“らしくない(?)”キザな最後のキメ台詞。「カッコ良過ぎ」、「とっつぁんのキャラと合わない」など賛否両論見受けられるが、コバルト文庫の小説版ではルパンとクラリスの別れが終わるまで銭形はパトカーのブレーキを踏み続け「車が故障した」と部下に嘘をつき、ルパンが逃げてから「直った!」とアクセルを踏むラストになっている。こっちも映画に負けないくらいカッコいいと思っている……。」
持っていたはずのコバルト文庫版ノベライズ、作者は山崎晴哉、本棚を捜索したけれど見当たらない。前はあちこちのブックオフで見かけたが、今はどうかなあ。朝松健の『私闘学園』や夢枕獏の『カエルの死』のように、タイポグラフィーで遊んでいたような記憶があるものの、はっきりせず、模造記憶かもしれない。それとは別に、同じくコバルト文庫で、こちらは辻真先が書いた『小説!!!ルパン三世』も読んだと思うのだけれど、こちらは全く内容を思い出せない。無いとなると、再読したくて気になる。

新海誠の世界は明日死ぬと宣告された人が悟った末に見る世界」