二次創作を眺める機会が増えたからか、『小説 ウィザードリィ〈5〉ハート オブ メイルストローム』を本棚から引っ張り出して読み返した。双葉社ファンタジーノベルシリーズからは『Wizardry』の小説が8冊出てるけど、この5巻が一番面白いかな。ベニー松山の『隣り合わせの灰と青春』も勿論傑作だけど、大出光貴の1巻だって悪くないし、5巻はまた異なる痺れるような面白さがある。ゲームは全然プレイしてないけど、想像するのは楽しい。次は8巻を読んでみようかな。

Kからは「携帯は休みの日は見ないから気づかんかったわ」という返信があった……と、この部分は私信。渡すのはこうやって遅れていく。今年中には届くかな。昨夜は食事の後に立ち寄るにはちょっと遅かった。

雨が降ってうすら寒いほどで処暑が来て、それでもどうせまた30℃を超える暑さがぶり返す。麦茶は片付けられない。

「しかし行間からは、兵隊になって戦争に行き華々しく戦って「英雄」となることへの、少年の痛々しいくらいの「憧れ」が伝わってきた。義父は、完全に当時の十代の自分になって書いてるのだなと思った。

「どうしても飛行機乗りになりたくてな」と義父は言っていた。「あれは本当に格好いいと思っておったな、その当時は」。」