幡大介『八巻卯之吉放蕩記 大富豪同心』(双葉文庫)600円+税
ようやくシリーズ第1巻に到達。幇間の銀八の視点から始まって、随分と銀八視線の文章が多いな……って、ああ幇間としての銀八ってそういうキャラクターだったのか。その他のレギュラー・準レギュラーなキャラクター達の紹介も次々と(当たり前か、1巻なんだから)出てきて、事件を騒々しくかき回して、しんみりと〆。んー、先に2巻や4巻を読んでおいてラッキーだったかな。1巻をいきなり読んでいたら、それほどこのシリーズを面白いと思えなかったかもしれない。今は6巻まで出ていて、すぐに7巻へ続くのかな?

先日にBZとで、あれは何だろうねと首を傾げた代物は藤の実らしい事が判明。藤は藤棚で咲いているのを見かけるもので、そういえばその後どうなっていくかを見物した事はなかったな。そら豆に似ててもそら豆でないのだけは分かっていたけど。ああ、トケイソウの家からはトケイソウが消えていて、今はそういう時期なのかな。某所でトケイソウの繁殖力は結構厄介だと見かけたけれど、どうなのだろう。

「毒舌の執事とかツンデレメイドみたいな
 ド直球の女向け萌え設定を一般向けレーベルでやったのが受けたんだろ
「ヴァンパイアのイケメンと狼男のイケメンが私を取り合ってもう大変」
 っつアホ設定のトワイライトが世界的にヒットするしね」