「インターネットとは知性を持ったねこ画像たちがみずからを増殖させるべく人間を操って開発させた陰謀の産物」

「小学生の頃によく遊んだ学校周辺の空き地が、今は住宅地になって-いる。秘密の近道の上に家が建っている。四葉のクローバーを見つ-けた場所の上に家が建っている。野糞した場所の上に家が建ってい-る。たった10年前の景色がもうなくなった。

 昔の思い出の場所がどんどん消えていくけど、歌だけは消えないからいいなあ。」

「まちがいなく人間はいずれは死ぬ存在なのだから、敵をつぶすことができる人より味方を育ててひきつぐことができる人のほうが絶対的に強い。」

「嘘だ…サンタクロースの正体がお父さんだったなんて…。お父さんがサンタだったとすると僕はサンタ一族の末裔…つまり次代のサンタは…僕…!!」

「「何卒、ご回答をお願いします。」とのメールに「大卒です。」と返信した期待の大物新人が隣に座っています。」

もう少しある分は後日へ。

谷川流涼宮ハルヒの分裂』(角川スニーカー文庫)514円(税別)
イラストはいとうのいぢ。カラーイラスト5枚(表紙アレンジを含む)、本文イラスト9枚。
長編だけを飛び飛びに追いかけているので、途中で記憶の繋がらないキャラや説明が出てくるのは不可避。最早、二次創作を浴びるように目にしているから、本編を素直に読み解く事が難しい。「時は可逆、歴史は不可逆」という某ゲームの言葉遊びを思い浮かべながら読み終えた。

続、『RED GARDEN』に寄せて。
「女子高生でも学校と家と仕事先でキャラを
 使い分けてるっていうのを描きたかったそうな
 もしかしたら、すごく尖った「しゅごキャラ」だったのかもしれない…」
この項、続く。

あー、勘違いだったかな? 「黄昏の天使」は鴨川ではなく勝浦だった? 確かに、鴨川と比べれば勝浦はこう何というか平坦だった筈だ……。

Sさんが今年も来訪。去年の3月11日は茨城に出向いていて柏までしか戻れずラブホテルに泊まり込んだとか、かつては自転車で2日掛かりで房総一周したとか市川を起点に銚子までだとか、色々と。何も一ヶ月以上ぶりに雨になった夜に急遽でなくとも。

「人類が調子こきすぎて崩されたバベルの塔みたいに
 検索エンジンが破壊されたらネットが懐かしい雰囲気になりそうだよね」

涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)