「20代後半〜30代の腐女子の多くは、キャラクターがポエムを吐き、十字架をしているだけで、恥ずかしい記憶が鮮明に蘇り、純粋に作品を楽しむことが出来なくなる症状に罹っているのです。

BLEACH」「最遊記」などがこれに該当するでしょうか。
双方とも一般層や若い層に人気のある作品なのに、同人界では大ブレイクしなかった理由が、ここにあるのではないかと管理人は考えます。」

「ものを書く時は、すらすらと書かなければならない。稚拙でとりとめのない文章になってしまうかもしれないが、言葉がすらすらと流れ出ているのであれば、書く喜びから生まれる勢いがすべてを輝かせてくれる。慎重に書かれた文章は死んだ文章だ。」

もう少しある分は後日へ。

熊田忠雄『拙者は食えん! サムライ洋食事始』(新潮社)1500円(税別)
鎖国中とペリーの黒船饗宴を話のまくらとして、ポーハタン号と咸臨丸とのアメリ渡航、第一回欧州使節団、遣仏使節団、各国派遣留学生等々、幕末の日本人が如何にして西洋の味覚と悪戦苦闘を繰り広げたかの涙ぐましい記録の数々が愉快痛快。web小説の異世界もので滅多矢鱈と米にこだわったり味噌醤油にこだわったりするのは、まるでこの本に出てくる日本人そのまま。つまり今ならやや違和感があるかなあ、和食の神通力も薄らいでいるだろうから。ごく少数の対応できた人よりも圧倒的多数の「味の国粋主義者」達の苦悩の数々の方が楽しい。醤油が切れた後の思わぬ土地での劇的な再会、ワシントン往復の反応から食事に米と魚を欠かさない欧州の対応、幕府側や反幕府側(こちらは黙認の密航)のイギリス留学生達が現地で出会って意気投合、世界は驚きに満ちている。肉の臭気とバターと塩気の薄さに閉口するのが共通して、果物とアイスクリームは歓迎、酒を飲むならシャンパンで。

完熟で真っ赤っ赤になったら収穫という夢は雨と消え、ホーム桃太郎の実が割れたので収穫。220g、味は良い。ヘタの近くにやや黄色がかった部分が数ヶ所残っていて完全な赤にはならなかった。

「母親学級で粗品がもらえるアンケートに適当に答えたけど、後で発表するなんて聞いてない。
「お腹の赤ちゃんをなんと呼んでいますか?」の問に「おチビちゃん」「ベビちゃん」「エンジェル」などの回答が続く中
 私の「封印されしエグゾディア」が読みあげられた瞬間の空気ときたら。よし いっそ殺せ。」

拙者は食えん!―サムライ洋食事始

拙者は食えん!―サムライ洋食事始