野崎まど『小説家の作り方』(メディアワークス文庫)530円+税
作者の本、今までは表紙にキャラクターが登場していたのに、この本では原稿用紙のみでキャラクター不在の表紙になっているのも、読後には納得。途中から登場する恥ずかしい二つ名持ちのキャラクターが、お話を成立させるために適度に天才で適度に間抜け。文体は今まで通りだけど、うーん、今までに比べると星新一ショートショートを長編にまで引き伸ばしてみたような感じだったかなあ。

スペイン料理にはパスタが一切登場しなくて、パスタやピザは外国料理店にだけ置かれていたらしい。スペイン料理には麺類が無いのか、あるいは有名ではないのかな?

午前中はネットの接続状況が悪くて、XPのノートパソコンではradikoが切断して満足に聞けなかったほど。午後になってもちょっとおかしいのは続いていたかな。ネットでざっと眺めた限りでは他に同様の症状が出ていた様子は見当たらなかったので、謎。

「>>でも柏葉のシゴキがなければ絶対新田には勝てなかったよね
>「甲子園だぜ!新田明男だぜ!中途半端な練習で勝てる相手じゃないんだ!」
>とすごむシーンはなかなか
>そしてその勢いのまま
>「母ちゃん・メシまだぁ!」
>はあだち流…
 あれだけやっといて、当時の評価は「スポ根を絶滅させた一作」だったんだぜマジで」

小説家の作り方 (メディアワークス文庫)

小説家の作り方 (メディアワークス文庫)