「痩せたいのと健康的になりたいのとの区別がついてないと意味も無く痩せたいと言い出す」

「>益獣のげっ歯類っているのかな
 益獣害獣の区別は、その人間にとって益になるか害になるかでしかないからね
 例えばアライグマなんかは好き放題やられた人から見ると害獣だけど駆除業者からみると益獣かもしれない」

「知人が中古でラブプラスを買ったらしいんだけど、前の持ち主のデータを続けてプレイしているらしいので、その理由を聞いたら、「催眠術で自分を彼氏と誤認させてイチャついてるみたいで、そのシチュエーションによる背徳感がたまらん」とか言ってて、どうしてこんなになるまで放っておいたんだ。」

「周りに流されないカッケー女子
 他の女子を差し置いてイケメン君に好かれる
 学校舞台の少女漫画はこれしかないからな」

「二人の関係が二人にしかわからない理由でずっと続けばいい」

もう少しある分は後日へ。

仁木英之『魔神航路』(PHP文芸文庫)648円(税別)
副題として「肩乗りテュポーンと英雄船」。全体に薄味、ギリシア神話だとアルゴー船の冒険はまだ続くので、構想としては続きがあるのかな? 背表紙の解説に「神々と英雄が入り乱れる、奇想天外な新感覚冒険小説。」とあるものの、浴びるように小説家になろうArcadiaで類似小説を読んでしまっているので、新感覚では無かったなあ。そもそもこの本の初版が今年の3月だから新鮮味は乏しい。意図したものか偶然か、話の殆どは結末のない投げっぱなしで、それに一抹の余韻を感じ取らぬではないけれど、やはり拍子抜けの肩透かしという読後感。冒頭の新潟は面白く、テッサリアは退屈で、ゼウスの描写とレームノス島でかなり話が進んでからはまた面白くなって、終章で吐息一つ。

昨日の「コンプティーク」探しは埃を吸い込んで辛かった。連載開始の前々号、あれは『Wizardry』じゃなくて『ブラック・オニキス』だったかもしれない。斧を持っていた画像だったような記憶がうっすらと……雑誌を処分してしまったようで今となっては確認出来ない。

「現実の中二病の末路というのは、ダークフレイムマスターとかレベル8の魔術師とかそういう派手で明るい物ではなく、「周りの人間が全員馬鹿に見えるみたいな事を思ってたらいつの間にかどこにも居場所がなくなっていた」といったような非常に地味かつ致命的な物だと思う。」

魔神航路 (PHP文芸文庫)

魔神航路 (PHP文芸文庫)