「>>とは言えバイトじゃ日々食ってくだけで何も残らないし・・・・
>自営だと日々食っていくどころかマイナスだぜ
>正直自営で無茶するならバイトのほうがマシ
「仕事が無い日=無職」と気付いた時の衝撃」

「>今まで昼500円とか普通かと思ったが
>ソレが一気に超贅沢に思えるくらいになるのよね
 120円の缶コーヒーを我慢し100円自販機での買い物が
 スーパーで88円になり今じゃ50円の販売機も躊躇してる」

「>>自営諦めちゃう人結構いるのね
>大変だしなぁ
>零細だと営業、経営、製造、管理を一人で何役もやることになるし・・・・
 ここなんだよな
 サラリーマンだとそのうちどれかひとつが抜きん出ていれば食べていけるが
 零細自営は全部平均点以上たたき出せる器用な人でないとまず食えない
 誰か営業の人や経理の人を雇うとなると一人で3人分稼いでこれるぐらい腕が良くないといけないが
 そこのレベルに行くには並大抵ではない」

もう少しある分は後日へ。

H・ビーム・パイパー『異世界の帝王』(ハヤカワ文庫SF)360円
訳は関口幸男。
<平行時間警察>の事故で、1964年のペンシルベニア州警察巡査部長が<第四水準>の世界から別の水準世界へと転移して、牧師の父親の教育・神学校での変わり者教授の戦争論授業・朝鮮戦争従軍といったキャリアを活かして、手始めに黒色火薬の作成を実演して窮地の大公とその娘をメロメロにして、銃と大砲を改良して群を組織してその他諸々やらかして大王に……という、小説家になろうArcadiaに山とある異世界召喚物の御先祖様みたいな一冊。神様転生の代わりに<平行時間警察>の介入があって、大改変が起きる前にいっそ主人公を殺しちゃおう、いや貴重なケースだから観察を続けよう、とメタな視点が時折混ざるのがワンアイデア。言葉も通じないまま訪れた最初の農家で、3つの像に不審でない祈りを捧げられる辺りが海外SFかな。金髪美人ヒロインの描写がやや力不足なのは、ま、半世紀前の本だから仕方の無いところですかね。解説の安田均に拠ると、作者はこの本が出た前年に謎の自殺を遂げたらしく、もっとこのシリーズが書かれていれば……勿体無い。

「過剰にアピールしてくる自己紹介は大抵真逆
 自称チキン→図々しい、距離梨
 自称雄々しい→女々しい
 自称サバサバ→粘着質
 あれはなりたい自分を表明しているんだと思ってる」

異世界の帝王 (ハヤカワ文庫SF)

異世界の帝王 (ハヤカワ文庫SF)