「「自分の考え方というのは、一時的なものだと思った方がいいということでしょう。人間の心は常に変わるものです。やっぱり戻りたい、考え方を見直したいと思うのも、悪いことではありません。人間はほとんどいつも間違っているようなものなので、自分の意見を撤回することは、世界観を変えるような新しい考え方に、心を開いているということの表れです。

 つまり「決して考えを変えないのは愚か者だけだ」ということです。意固地になりそうな時には、思い出したい言葉です。」

「ああ、俺のクールジャパンにおける違和感が今わかりました、男性向けオタク商品のエンジン的本質は「幼児または児童ポルノ」と「暴力」なのにそれをわからない国がエンジンを取り外せよと命じながら推進しようとしているところがちゃんちゃら滑稽に見えるわけだ」

「ドキプリの四人は、マナちゃんが居ないときこいつら三人で共通の話題あるのかなって凄い不安になる。」

もう少しある分は後日へ。

米澤穂信『折れた竜骨』(東京創元社)1800円+税
ファンタジーで殺人事件というミステリーは、やはり前提の信頼と理屈の限界が難しくて、ブリテン島の東に浮かぶソロン諸島という舞台(あとがきに拠ると、ネット掲載時の原型はハイ・ファンタジー世界が舞台だったらしい。それだとますますハードルが上がるかな)と、探偵役が一同を集めてさてと言い出してからテーブルをどれくらいひっくり返してみせてくれるのか、そこを重点的に楽しむようにした。これ、漫画にしたら面白そうだなあ、キャラクターが多くて混乱したのも絵ならもっと分かり易くなりそう。

廣済堂で時代小説かー。ライトノベル作家が時代小説も書くとなると、菊地秀行夢枕獏栗本薫から世代が下がって、えーと、竹河聖中里融司や鳴海丈や六道慧、まだまだいるんだろうな。瀬川貴次渡瀬草一郎はどちらかと言うと平安なイメージだからちょっと違うか、コバルト文庫では氷室冴子がやはりイメージが違うし。

以前、ATOKがXPのノートパソコンで干渉を起こす場合があるのでテキストサービスを抜いてしまえば良い云々というのを見かけて、確かにテキストサービスを自動起動させないようにしてからはモニターが変な色になって見えなくなる現象が収まっている。今のところは。

「思うに小松左京さよならジュピター
 宇宙版黒部の太陽にしたかったんだろうな」

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)