「暗い振りして遊んでいた90年代と今の本当の冬の時代では昔のエヴァは空気が違うな」

「中学生のしょくんよ。ケンカって君達が持ってるイメージと違って、大人がする場合はかなりシャレになってない事があるから気をつけてな。あとケンカが終わっても友情とか仲間とか増えないからね。増えるのは見物人だけだよ」

ワンサイドゲームはいつ見ても最高ですね。」

「音楽がアイドルとアニソンばかり売れる理由なんて明快。音楽は、"音楽単体ではメディアコンテンツとして完成しないから"だよ。例えば洋楽だってクラブで共有されてヒットする。ジョンレノンもファッション(思想)の共有だった。多様化した現代では特定偶像の共有が一番わかりやすい。」

「会社の労災速報で旋盤に軍手取られて指三本な案件が回ってきたけど」

もう少しある分は後日へ。

文庫落ちした菊地秀行の『魔界都市』をパラパラと。本編はまあ置いといて、あとがきで映画『アバター』に触れた感想が実にらしいのと、笹川吉晴の解説が思い入れたっぷりの文章で楽しい。
「私事で恐縮だが十九年前の一九九四年、初めての商業原稿である『妖魔淫獄? 兇闘編』光文社文庫解説の冒頭において、僕はこう書いた。

 アントニオ猪木松田優作クリント・イーストウッドも、モンティ・パイソン矢作俊彦もみんな上からのお下がりだった'69年生まれという中途半端な世代にとって、菊地秀行だけはまぎれもなく”ぼくら”の作家である。

 肩に力の入りまくった、気恥ずかしいことこの上ない一文だが、市井の一読者としてよりも、職業的評論家として菊地作品に接した時間の方が長くなり、日本で最も多く菊地秀行について書いている人間ではないか、と密かに自負する現在でも、ここに込められた思いはいささかも変わりはない。」
この「お下がりは嫌だ」という感覚はエヴァ関連でも見掛けた覚えが。確か、「知識ではなく体験が欲しい」云々のような表現だったかな。その時代に居合わせなかったもどかしさ。

プランターミニトマト、フルーツガーネットの収穫が始まったものの、食感が粉っぽいというか何というか、千果ほどには美味しくない。生食から切り替えて今度から加熱してみよう。活路が開けるかもしれない。

数日前から主に左まぶたの左側で違和感。また医者に掛かるのか?

「あの日に好きな時に帰れるなら、あの日に価値は無い」