「「特に親しいわけではないけれども、「なんとなく安心できる人」と「なんとなく信頼できる人」。そういう人が、自分の生活やこれまでの人生において、リアルでもネット上でも、ぽつりぽつりと点在している。
その存在は、近くにいる人に比べると目立たない。「絆」と呼ぶほどのものもない。「その人を絆とするであろう世界」の少し外側、少しずれたところに私はいる。

ただ時々、その人がいるのを確認して、なんの根拠もなく「まだ大丈夫」と思ったりする。何がどう「大丈夫」なのかは知らない。”なんとなく”そう思うだけ。

そのことがどれだけ大きなことだったのかは、たぶんずっと後になってみないとわからない。」

「「この世に悪の栄えたためしはない」といいますけれど、あれって栄えたら悪とは言わずただの普通になるからだよね。」

「「いじめていた奴しか教師にならん。いじめられていた奴は学校自体にネガティブなイメージしかないから」っての、よくわかる」

もう少しある分は後日へ。

クリスマス・イブなので『ポケットの中の戦争』でも見ようかと思ったけれど手元に無くて、それなら『THEビッグオー』の「Demon Seed」だと思ったのに、何故か見ていたのは『エル・カザド』の「嘘つく女」だった。ま、あれも救済のお話なのでイブに相応しいといえば相応しい。『東京ゴッドファーザーズ』はどうせ近いうちに見そうな予感があるので。

あー、『NOEL』も読んでおこうかな、ニュータイプ版の方に比べると評判を見掛けないファミ通文庫のノベライズ、嫌いじゃない。

リモコンやら時計やらに使ってるエネループを充電しようと思い立ったはいいものの、小型のマグライトが見当たらない。ベトナムに同行したとも思えないけれど……。

「だが少年少女とその他の諸君には覚えておいてほしい。システムは馬鹿げた考えに拍車をかけるのに極めて効果的な手段だということを。

なぜならシステムには自己を補強する力があり、何かが論理的または倫理的に疑わしいときでさえ、その内部では整合性が保たれるからだ。人間の脳はそう働くようにできている。ある事象があるパターンで充分な回数発生すると、私たちは考えるのをやめてマクロ・モードになる。すると突然、「もちろんオークは悪者に決まってる。だってオークなんだから」と言うことに何の疑問も感じなくなるのだ。」