「投げナイフはなんで柄のほうが当たらないのかなと思って探してたら無回転投げと回転投げがあって、距離に応じて刃と柄のどちらを持つかと回転数を調節するっぽいというところまで調べて http://www.ikthof.com/ 国際ナイフ投げ協会というのがあって深いなと思った」

「いまわかった。Twitterがどうしても気持ち悪いわけ。
 あれ教室だ。学校だ。

 私はもう登校したくないです
 通学路の高架下で話の合うことふたりで喋りたい
 夜中に好きな人に会いたい
 それだけ」

「人間は何度も会ったり声聞いたり接触回数が増えたら好きになるよう単純にできてるから
 人気声優だったら毎日のように声聞けるし本気で惚れてるファンがごろごろ出ても別におかしくないけどな」

「あなたね、決断力がないんじゃなくて、決断する方法をしらないだけよ。あのね、いい方を選ぶんじゃなくてあなたが思う方を選ぶのよ。最初はいろいろ失敗するわよ、あなたバカなんだから。でもそのうち自然といい方を選ぶようになっていくわよ。最初からうまくやろうなんて自惚れてるんじゃないわよ。」

もう少しある分は後日へ。

長沢樹『上石神井さよならレボリューション』(集英社)1500円+税
小説すばる」に掲載された5つの連作短編集。主人公のワトソン役は写真という一芸に秀でた高校生、対するホームズ役万能の天才同級生。そこに盗撮フェティシズムと天衣無縫のヒロインが絡んで、小さな日常の謎を解いていく。しかし、このヒロインは扱いづらかったのかな、回を追う毎に影が薄くなっていって、むしろ2作目に登場した第2のヒロインの方が(フェティシズム好みに)鮮やかに変化を遂げていって楽しい。かつてNHKでドラマ化された『Q.E.D. 証明終了』を思い出し、こちらもドラマ化したら面白そうと思ったけれど、タイムリミットの設定でスリルのあった第3回は実写で視覚化されるとかえって締まらなくなってしまうかな、むしろ漫画化の方が、等々妄想を膨らませる。主人公を指名してきた件も含めてヒロインには謎も多く、是非続きを読んでみたい。でも、最後の第5回は綺麗な大団円だったので、ここで終わっておくのも美しい。嗚呼悩ましい。

銀座のベルギー料理店の件で無糖さんを焚き付けてみる。

「都会の駅のお忘れ物預り所で働いてみたいけど、誰かが置き忘れた沢山の忘れ物に囲まれながら働いていたら泣いてしまうだろうな…。」

上石神井さよならレボリューション

上石神井さよならレボリューション