「その感覚はさ、むかーしむかしから生物に備わっている貴重なご褒美システムなんだよ。わかるって感覚には快楽がつきものなんだ。勉強のすごい人とか、真面目なんじゃないんだ、わかったときに分泌される快楽物質ほしさに次の新しいを探索し続けてるんだ。快楽の虜なんだよ、あいつら。」

小野耕世さんのアメコミの本に「アメコミヒーローの身体に密着した衣装デザインの元型はサーカスの曲芸師」という記述があってとても納得しました。日本の特撮ヒーローは鞍馬天狗、白浪五人男、牛若丸&弁慶、西遊記等々江戸期以前からの大衆文芸の伝統を色濃く残していますね。」

D・W・グリフィスは「映画に必要なのは女と銃だけだ」と言ってて、つまり「見世物の本質はエロスとタナトス」って事だろうけど、確かに「性本能と原爆戦」「セーラー服と機関銃」「キッスで殺せ」「ラブ&ウォー」など、このロジックを踏襲したタイトルは映画に限らずめっちゃ多い。探すと面白い。」

「スゴイことをしている孤独なバカを見つけたら、立ち上がって参加する最初の人間となる勇気を持ってください」

もう少しある分は後日へ。

ニュース系その他より。
「声優のあきやまるなさんが今月8日、虚血性心不全のため59歳で亡くなったことがわかった。所属事務所が発表した。」
『わんぱく大昔クムクム』のヒロインは分からないし、『YAWARA!』の新聞記者も分からないけれど、『銀河漂流バイファム』のペンチ・イライザ(「遠い遠いケンタウルスより遠いお星様」)と外宇宙練習艦ジェイナスのコンピューターであるボギーは忘れ難く。どうぞ、安らかに。

某所より。
「小樽ビールの有料の工場見学調べたら、「お一人様ビール20杯まで」と書いてあってちょっと意味がわからない。」
うろ覚えながら、『世界史こぼれ話』の中で、ドイツかどこかでお世話になった日本人が本職の代わりにビールの研究家(?)を名乗りながら、その家の夫婦がビールを4リットル5リットル飲めるのに対して1リットルしか飲めなくて大弱りといったエピソードがあった筈なので、仮に中ジョッキを少なめに見積もって350ミリリットルと計算すれば、上限近くまで盃を重ねたと仮定して。

ところで、試みに検索してみると……へー、世界史こぼれ話botというのは、なるほどなるほど。

「お元気ですか。星は特別な光を放った後、死ぬそうです。先から少し、あなたが心配です」

世界史こぼれ話 1 (角川文庫)

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