「思い返すと、90年代にラノベとアニメで大流行した「スレイヤーズ」は女性主人公の旅物語だ。そして相棒のガウリイはクリストフの誠実さとオラフの愚かさを併せ持ったパートナーであった。その後のアニメの主人公は数えるまでもなく女性が多く、ある意味日本のアニメ業界はディズニーに先駆けて「女性の物語」を模索していたようにも思う。スレイヤーズの主人公は姉妹の妹だったが、彼女の「レリゴー」っぷりはたいへんなものであった。

だが男性がレリゴーしてありのままの自分を見せてしまうと「エヴァンゲリオン」のシンジになってしまう。アスカに「気持ち悪い」と言われるアレである。

そう、男性というのはありのままだと気持ち悪い存在なのである。それゆえ「ガンダム」のアムロ・レイは男らしさを不器用そうに身に着けていくし、「涼宮ハルヒの憂鬱」のキョンはあらゆる物事から距離を置きたがる。」

「日本人は「あ、それは金の話なのか」と思うと「ほっとする」のである。
金の話なら、マネージ可能、コントロール可能だからだ。

なんでも金の話にする人間というのがいるけれど、あれは別に人並み外れて強欲なのではなく(そういう面もあるが)、むしろ人並み外れて「恐怖心が強い」人間なのではないかと思う。
出版社系の週刊誌の基本は「人間は色と欲でしか動かない」というシンプルな人間観だが、それは彼らがそう信じているということよりもむしろ、そう「信じたい」という無意識の欲望を映し出していると考えた方がいい。

彼らは「よくわからない人間」が怖いのだ。
どういうロジックで行動するのか見えない人間に対して恐怖を感じると、彼らは「それもこれも、結局は金が欲しいからなんだよ」という(自分でもあまり信じていない)説明で心を落ち着かせるのである。」

リバイバルブームとか回顧ムーブメントって20年くらい経って来るものが盛り上がる印象あって、たぶん雑誌とかTVとかでその世代の人間が企画を担うようになるからなんじゃないかと思うのだ。「なんでこんなもの今さら」と思うときにはもとのものが出てから何年経ってるかをまず考えることにしてる。」

「ラストシーンでシンジがアスカの首を絞めているところにスクリーンの横にあるドアが突然開き中から掃除のオバちゃんが登場、まだ出番ではないことを悟り「あらごめんなさい」と言ってドアの中に消えていき終劇、その後客席で「あれも庵野の演出では」と言い出す者が出始めたのが旧劇場版の思い出です。」

ビキニアーマーを着るという行為は、お祭りにおける、若い衆のフンドシ姿でみたいなものではないか? あるいはダンジリ祭で一番危険なところに陣取る心意気みたいな。「分厚い甲冑を着るくらいなら、敵に切られて死んだほうがましだ!」的な美意識に違いない。」

「地球上の誰かがふと思った 「アニメの数が半分になったらいくつの原作が改変されずにすむだろうか……」(以下略)」

「売春婦は、プロ意識に徹しようとすればするほど、それを隠さなければいけない(素人のようにふるまわねばならない)不思議な仕事だった。」

「ミスでも過失でも犯した人を10まで責めちゃいけない。8までにしておけばその人も面目を丸潰れにされないし謝罪して立ち直れる。つまり、あとの2で逃げ道を作ってやる。それが限度をわきまえるということだけど、今はすぐ限度までいっちゃうから世の中が息苦しい。この2を念頭に置こう。」

「投げっぱなしだろうが赤沢さんが死のうが居酒屋トークで監督が失言しようが
鳴ちゃんが史上空前絶後に可愛いという事実が覆ることはない絶対に
地球に生まれてよかった」

「そのルールは誰が決めたのだ?誰が、そのルールを他人に強いているのだ?その人間は、ルールを厳守する人間を本当に護るのか?そのルールは、ある日突然、変わったりはしないのか?」

「もう10回くらい呟いてるけど「解決策とかじゃなくて、単に話を合わせて肯定して欲しい」欲が男にないんなら、日本中の水商売のお店が潰れてる。」

「その人にとっては初遭遇だからアニメ見てなかった人がドハマリするのはわりと見飽きたような展開のアニメが多い」

「前に誰かが言ってたが梶原一騎作品のウソは夢のあるウソだった
わくわくしたもんだ」

「アフロは楽しいんだよ。変な人が寄ってこなくなって、生きるのが本当に楽なんだよ。」

「「他人が強制しなければ『死ぬ権利』があってもいいだろう」って言うけど、それって違うんです。弱い人たちは、権利が義務にすり替えられちゃう。」

「しかし「弓道部の女の子がみんな正規空母にみえる」って響きすごいな、精神科で言ったら間違いなく病名つけてもらえそうだ」

「真に「金儲けに励む」とはどういうことなのかを考えれば、それは「お客さんにより気持ちよく、お金を払っていただけるよう努力すること」である。これを時々、「悪辣に客をだまして大金を巻き上げること」と曲解している人がいるから話がややこしくなるんだが。」

「「世の中、金だ!」と言う人は、しっかり金を稼いで、ちゃんと金を払う誠実な人です。
「世の中、金じゃないよ」と言う人の方が金にルーズで、さらには情実でごまかす、不誠実な人です。」

エヴァ使徒とか兵器描写を怪獣映画ノリで見て、あとは心の中で「出たっ、通っぽいことば!!」って言いながらゲラゲラ笑ってれば最後まで楽しい」

「昔某同人PBM誌で簡易銀英伝大戦ゲーしたら、PCの大半がメルカッツとビュコックの元に集結して、誰も金髪の小僧様を助けなかったってことがあった。皆の弁を聞くと「だって助け甲斐がないんだもん」  因みに次点で人気はアップルトンさんでした」

「ゲンドウ「シンジ、なぜ戦わない」
シンジ「だってあれには…アスカが乗ってるんだよ!」
ゲンドウ「シンジ…」
シンジ「それに田んぼだって」
ゲンドウ「そこは気にしなくていい」
シンジ「ここで暴れたら農家の人たちの努力の結晶が…!!」
ゲンドウ「ほんとそこは気にしなくていいから」」

ポール・マザースキー監督の『グリニッチ・ビレッジの青春』という映画にも、「一日に一回か二回は自殺のことを考える」という青年が登場します。そして、彼のガールフレンドがこんなことをいうのです。「自殺は人を才能があるような気にさせる。ドストエフスキーの主人公のような気持ちになるのね」――若者が自殺にひかれる心情を、見事にいい当てた言葉ではないでしょうか。」

「>展望台にそんだけの金払っちゃうやつの気が知れない
まぁそれはその内分かるようになるから気にすんな
金払ってでも経験てのは得ておくもん
というのを若い内に気付ければ勝ち組だが俺には無理だった
同じ金出すならビデオレンタルしてアニメ見てた方がマシだわとか言ってた」

「「最近のラノベはこんなん」のあげつらい方が十年一日のイラスト多用やタイポグラフィだったり、アニメで「キャラの区別がつかん! いつまでたっても覚えられん」と喚いているのに接すると、自分よりずっと年下の人たちが急速に老けこんでゆくのが見れて、安心やら面白いやらだからもっとやって下さい」

「子供が大人の都合が良いように振舞っているのを「あの子は大人だ」なんて喜びよる大人がおるけども、子供が大人の都合の良いように振舞うのは大人に媚びているだけで、子供は所詮子供なので、無理してるんやで。」

「トップがなぜ叩かれたかと言うと
当時のコミケや地方の即売会では
パロブームが続いててパロはアマチュアの物と
いう認識があったのですよ
それがハイアマチュアからプロとデビューした
人間がすることか!と問題になったのです
ナディアも続いて叩かれましたが
この頃になると世代も交代していて
パロもうけいれられるようになってましたとさ」

「出馬表的にまとめるとこんな感じ
ルパン :新トップ、髪型未確定、
     身長低め、龍馬役めっちゃ上手い
次元  :未知数、大抜擢気味な配役
五エ門 :未知数、大抜擢気味な配役
峰不二子:元男役、ポスターで横向いてるのは、
     体の大きさを隠すため
銭形  :雪組で一番叫べる人、理想的配役
     ShallWeDanceでは竹中直人役でした
カリオストロ:未知数、組替えしてどうなるのか不明
マリーアントワネット:未知数」

「おかしいな…俺のオリ嫁は体内にスサノオノミコトを封印された黒髪ロング巫女さんだったはずなのに
いつの間に隣に引っ越してきたのんべえで落語好きのだらしない駄目OLになったんだ…?」

以上。

ふの付く某所より、『AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜』に寄せて。
「>どういう世代に一番刺さったのかな
セカイ系学園異能バトル全盛期の時代ですかね……うっ胸が
逆に今時の子には刺さらないんだろうなと思うと何か悔しい」
「今の子たち中二病っていう現象は作るもので体験するものじゃないらしいし・・・」
「>中二病恋見てるとクラスメイトたちが優し過ぎてお前ら母ちゃんかって思えてくる
中二病患者にあんな優しいクラスメイトとか居ねえよって感じで
これは……ファンタジー……」
「もう中二病っていう現象に名前がついてて
それがどういう物だって説明が容易になってる今じゃ
中二病って言葉を知らずに己の内に潜む影の存在を育めるようなピュアな環境自体が稀だろうし
オタク的な趣味も軽いレベルならファッション感覚で共有される今じゃ
自分の世界で暗黒のフォースにおぼれるような事態はまれだよね」
「「でも私は頑張れない」
「なんで」
「狭量だから」
「何が」
「世界が」
ってのはオタクなら一度は考える世界観だと思う」
「>「狭量だから」
>「何が」
>「世界が」
この作品のメインテーマだと思うけどこれに共感するかどうかでまるで違う評価になる」
「>オタク的な趣味も軽いレベルならファッション感覚で共有される今じゃ
>自分の世界で暗黒のフォースにおぼれるような事態はまれだよね
下手するとハルヒにすら共感持たないんじゃないだろうかと思う事がある
何かとんでもない事が起きて欲しいと願うあの頃の気持ちを誰かと共有出来る気がしない」
「>今はオタクだからとかマンガ・ラノベ好きだから排斥されるわけじゃないから
>排斥される少数の敗北者にはよりシビアな世界になってると思うよ
「大勢の輪で盛り上がれる連中」がマンガ・ラノベ好きの世界にも侵略して来て
>「狭量だから」「何が」「世界が」
に共感させてくれる役割果たしてたラノベ自体も数を減らして来てる気がして
かますます生き辛い世界になって来たように思える
気のせいだと信じたい」
ラノベ界隈に居づらくなったのが絶対的な時代の変化なのか
それとも自分の加齢による相対的な変化なのかを区別出来る自信はちょっとない」
居場所探しは少女小説のテーマ、なんて言われてたのは何時の頃だっただろう? この混沌からきっと新しい何かが生み出されてくる筈。

「エロ業界のエロと一般のエロでは味が違うんだよなあ
メガストアで見る乳首とはなゆめで見る乳首ではありがたみが違う」