ピクサーの会議の話で印象深かった話として、「作品に対して意見を言うのであって、作った人の人格を攻撃しない」「言われた方も、作品に対して言われてるのであって、自分が否定されたと思って拗ねたりしない」という意識を徹底させることが大事、というのがあって、本当にそうだよなと思いました。」

「作品を楽しむには余韻や反芻を味わう時間というか執着心が必要であります。年齢を重ねていき、量をこなすコトが目的になってくると、その余裕がなくなっていって、ディテール部分を味わわずに作品を判断するようになる危険があります。こうなると「昔は面白かったのに‥‥」となりがちであります」

「「人情の機微を知らない正論なんて薄っぺらい」というのは自分が大人になって一番感銘を受けた言葉」

「フィクションの中にまで現実的正しさを求めるのは形而上学的な貧乏性ではないかと思ってる」

もう少しある分は後日へ。

本格的に体調が悪くなって身体に力が入らなくなる前に飲んだ葛根湯が効いてくれたのか、それとも寝る前にもう一度飲んだ葛根湯が効いたのか、頭痛は粗方が収まって、本調子には届かないものの動ける程度には回復。食欲も戻ってきた。

ふの付く某所より。
上海租界とかナイトレイドはあらすじだけ聞く分にはすごく面白そうだよね」
2月26日なので、特別編の中でも後日談に当たる「雪上の豹」を見返したくなる。苑樹雪菜にもうちょっと救いのある話には出来なかったものか……思い込んだらたとえ火の中水の中の伊波葛はあれで満足してるだろうし、主人公的存在の三好葵が幸福を掴んでいたからそれでいいのか……。

某所より。
「例えば、ここにひどいアニメがある。低俗で志も低く完成度も低い。そういうアニメを下から消していけば、面白くてためになる、完成度の高いアニメばかりになるだろうか。絶対にノーだ。もしそんなことを考える人間がいたら、そいつはアニメを見ていないのだ。」
それぞれの目的に合わせて幅広く色々なアニメを楽しめる環境が保たれるといいなあ。命懸けでもいいし、暇つぶしでもいい。

「ガストで注文もせず、椅子にあぐらをかいて座る二人組のヤンキー女子中学生の一人が携帯をいじりながら中島みゆきの「糸」を口ずさみ始めた。綺麗な歌声だった。横で聴いてた私はタクシードライバーのトラビスのような気持ちになった。救ってあげたかった。」