「たまには歴史・時代小説・〇〇賞小説も読むのですが、どーにも、どこで盛り上がればいいのかわからない、最前線で書かれてない感をひしひしと。タマがぴゅんぴゅん飛んでくる塹壕の中で書かれた感のあるラノベが好きですよ。似たよな世界観が多い?あたりまえだ。そこが最前線だからだ!かまわず進め!」

もう少しある分は後日へ。

某所より、『クロスロード』という映画の内容紹介。
ウォルター・ヒル監督のこの映画は、ジュリアード音楽院クラシックギターを学んでいた少年ユージン(ラルフ・マッチオ)が、ロバート・ジョンソンのブルース・ギターに魅せられ、やがて、伝説のブルースマンであるウィリーとともに、彼がかつて悪魔と契約したという十字路(クロスロード)を目指して旅をする、というお話。
旅の間には、美しい少女との出会いと別れなどもあり、ロードムーヴィーとしてとても味わい深く、また、ライ・クーダーによるサウンドトラックもとても良いのですが、旅の目的地に着くと、そこには本当に悪魔がいて(見た目には人間)、契約を破棄したいならウチのギタリストと勝負しろ、とスティーヴ・ヴァイとの速弾きデスマッチを強要するのであります。悪魔に魂を売る、というのは何かの比喩かと思っていたら、本当に悪魔が出てくるので驚きます。

もちろん、スティーヴ・ヴァイに勝てる人なんてほぼいないので、ユージンはピンチに陥るのですが、ここでユージンは左手薬指のスライド・バーを捨て、これまで培ってきたクラシックのテクニックでテレキャスターを駆り、超速弾きを見せてヴァイに勝利するのです。」
おおっと、これは。試みに検索してみると。
「1986年作品、日本公開は1987年です、まだまだ日米では映画公開の時差が大きかった80年代、「スタンド・バイ・ミー」と青春ロード・ムービー2本立てでロードショーされた」
なるほどなるほど。さて、1巻の奥付を開いてみると、平成3年9月30日初版とあるので、えーと、1991年か。それでも好きだなあ、『唇にパンク』。

「「すべての物語は人を救うためにあります。悲劇も喜劇も、傑作もそれ以外も、人間の心を救うために生まれる。例外はありません。何から救うのかといったら、孤独からですよ。孤独は闇です。言葉ができた時から我々は物語と生きてる。物語は光です」

先生に昔言われたことを本を読むたび実感する。」