日光へ旅立った。

ネット予約でチケットを確保したBZから、押井監督とヒロインの舞台挨拶付き『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に誘われたので、少し早めに京成ローザまで行ってみたら存外あっさりチケットが買えた。BZ夫妻とM浦君と合流、この時点まで実写版パトレイバーの映画が連作ものだとすら知らなかった。ちなみに、BZ夫妻とM浦君は実写版の前作を予習済み。場内は9分の入りといったとこで、座席の後部に傘立てが用意されているのが有難い。映画の内容は、お化け退治、いや、悪霊退治かな。お化けや悪霊だから退治しきれないといったエンディングまで含めて。ともあれ、退屈はしなかった。上映後、20分ばかり、押井守監督と泉野明役の真野恵里菜による舞台挨拶、司会付き。真野恵里菜はウェーブがかった髪が背中まで伸びていて、言われなければ泉野明役だとは気付かない。ハロープロジェクトを卒業して役者稼業に飛び込んで、撮影の間に痩せたから今だと制服がブカブカになりそうだとか、グッズが充実しているのでメガネ拭きとかお勧めです、とか。押井守はちょっと奇妙な天候の挨拶から始まって、10月10日に27分が追加されたディレクターズ・カット版の公開が決まったとか、その部分はアクションよりも灰原零の足跡をたどるようなサスペンスのパートだとか、音響に気を使って各種銃器の発射音・作動音・薬莢の転がる音まで異なる拘りようだとか、撮影は主に千葉と熱海だったとか、泉野明役の真野恵里菜は20代だから(自分と違って)どんどん変わっていったとか、始めは下からのお尻を撮るようなアングルが多かったとか、夜間の銃撃戦では特車2課の1人がいつの間にか消えてるけど普通の映画なら殺す事で人数を減らしていくけどこの映画では殺せないからいつの間にか消えちゃう深くは考えないで欲しいとか、色々と。夜間の銃撃戦では、真野恵里菜が「特車2課の人間関係も撮影が続くに連れて変わっていって、(カーシャの銃にまつわるアクションでは)あの人があんな事をするなんて、それなら自分はこうするだろうって」という話題が出て来て、実写版パトレイバーではこれが初見だったものだから、その辺の機微は残念ながら全く分からなかった。戦闘ヘリは2人乗りだけど灰原零が1人で動かしていたように見えたのはどうしてかな?

食事をして、解散。

「80年代の流行ファッションはYAWARAみるとだいたいわかる」