細田守監督の作品には「ここに居たいのに居ることが許されない者の葛藤」があるような気がする。葛藤を克服しようともがくこと。その過程を成長と呼ぶ、というテーマがある気がする。」

「こないだも書いたけど細田守の「善なる鈍感さ」がムリなので嫌いなものは嫌い。仕方ない。」

「大学時代、吸血鬼の牙を樹脂で作って、入れ歯安定剤で犬歯にくっつけて生活してた時期がありました。分かったのは、吸血鬼はうどんが食べられないこと。うどんに限らず、前歯で噛みちぎらなければならない食べ物は牙が邪魔で無理でした。サーベルタイガーも同じ理由で絶滅したと考えられています。」

「例えば押井守がマッドマックスを撮り直して「近代の終焉において呪術的強度が復活するのは必然ではないか?(ジョー)」とか「周縁への逃走は甘美だが何ももたらさない(マックス)」とか理屈を言わせたら20時間分くらいの理屈が詰まってる映画。逆にジョージ・ミラーが押井映画を撮ると5分で終わる」

もう少しある分は後日へ。

綾辻行人『AnotherエピソードS』(角川書店)1200円(税別)
巻末に「軽装版のための軽いあとがき」「Interview 単行本化記念」「TALK 綾辻行人×高森奈津美」を収録。
『Another』作中の夏休みにヒロインが遭遇した、もう一つの夜見山市にまつわる事件、人死、その結末。叙述トリックの範疇になるのかな。霞がかった湖畔の屋敷という舞台装置と、見崎鳴という不思議ちゃんヒロインに溺れて目をくらまされるべきで、細かい事は気にせずに読み進めた。続編に2001と2009を想定しているそうなので、いずれ出版される日を楽しみにしよう。

Windows10へのアップグレードはまだまだ様子を見るとして、下準備のWindows Updateだけでも済ませておくかとヒューレット・パッカード製のWindows8.1のノートパソコンを立ち上げて、139+10個のUpdateが長時間を約束してくれた。綾辻行人を読みながら、結局、終わったのが午前2時。つつがなく終了したので良しとする。ついでに、3ヶ月ばかりUpdateを放置していた、Windows7のデスクトップの方も並行作業。こちらは40個強で済んだかな、それほど時間は掛からなかった。

生活のリズムが狂ったので、今日を予定していたミニトマトの挿し芽ポッドから植木鉢への移植は日延べに。

「アニメ化だからって帯を全部取り替えるのは出版業界の悪習だと思う」

Another エピソード S

Another エピソード S