「天下泰平の世になってから100年もたったし
ボクの考えた武士道ってやつをひとつ聞いておくれ
ってのが葉隠だと聞いた」

「思考にも,耕す時と収穫の時がある。」

「特に未来に希望がなく何かが好転する兆しの見えない人生に嵌れば嵌るほど、権威の失墜とか盛者の没落に強い関心を寄せるようになるんだよな。自分に上がりの目がない以上、相手がこちらまで降りてくることでしか格差を埋める術がないために、ただ生きているだけで自然に亡者と化してしまう」

「博打は、都合の良い勝ちの記憶しか残りません。敗けは選択的に忘れるのです。これが博打にはまるメカニズム。」

「父親から、「旅行先では日用品を買うといい。あとでその道具を使う時、必ず買った時の旅行を思い出すから」と言われたことがあったけど、これに似てるなぁ。香典返しのカタログギフト。」

「スタバで隣の席に座ってる女子大生集団は、誰かが話し終わると聞き手が必ず「それな」と言っており、これはキリスト教における「アーメン」とまったく同じ使われ方だなとぼくは思った。」

もう少しある分は後日へ。

食事をしたり珈琲豆を買ったり、ブロックベーコンだかハムだかが売り切れているのを確認したり、近頃は行かなくなった図書館に行って本を予約してみたり……と、これは昨日の話。図書館の2階に上がったのは初めてだったか、それとも以前に気まぐれで上がった事もあったかな? 地域の写真展がモノクロ混じりで。

雨が上がって蒸し暑くなって、このところ丸めておいた竹シーツを再び広げておく。

押井守の『ゾンビ日記』は2が刊行されたそうで、1巻が文庫落ちだとか、主人公が変更だそうだから、3も出るのかな。

「読書という行為は現在の自分を照らす。
もう自分の人生には、果てなく広い宇宙とか、ボーイ・ミーツ・ガールは要らないってことのようだ。
大人になるってことは“可能性未来”を失うということだ。もう、自分の人生の未来に“胸躍る宇宙への冒険”はあり得ないし、“ピュアな異性の姫との恋”もない。同じ意味で“サッカー選手になる”自分もないし、“世界で一番強い男”になる自分も無い。
自分の人生の未来に関係ない話っていうのは、自然と頭にシャッターが下りてしまう。
大人になればなるほど、どんどん勝手に頭が「これは自分には無いから却下」と決めてしまう。
“若い人とずれる”とは、そういうことだ。」