「繰り返しになるが、いじめ問題は誰もが語りやすいトピックだ。自分自身の経験を持ち出しやすく、誰もが正義感を見せびらかすことができる。しかし、大人たちが感動エピソードで悦に入っているそばで、現実にいじめは起こり続けている。簡単で一面的な「解決策」に飛びつかず、長年問題に向き合っている人たちに耳を傾けるべきではないのだろうか。」

「だからね、直接に問題にあたって、ひとつひとつ解決していこうとしたら、「祭」に参加している余裕なんか、ないんすよ。

騒いでるのは、問題解決に興味のない人たち。いつでも、そう。」

「これは「人それぞれ」としか言いようがないが、当方は「死ぬ気で努力」みたいなことは、仕事においても勉強においても、あまり人に勧めるようなことではないと思ってる。苦労は確かにその人を成長させるが、その人の性根をゆがませる効果も確実にあって、トータルで見るとマイナスの方がデカいと思う。」

「悪いやつを倒せば何とかなる、って実は、若い娘を生贄に差し出せば何とかなる、と同列なのかなぁって」

もう少しある分は後日へ。

やはり朝松健の『私闘学園』は電子書籍化されるそうで、ぢゃぱんに伝えてみたところ、「SonyReaderが危なそうなのが気になるが、チェックしてみる。」という心強い対応。「獅子王」で連載していた当時は、名前こそ知っていたものの、雑誌できちんと読んだ記憶は……無いなあ。手元にある1冊は笹本祐一が「カニバリィ・キャット」を書いた初期の方の号だけで、もしかしたら近所の本屋では「獅子王」が入荷していなかったのかもしれない。いや、『ARIAL』の連載は読んでいたから、そんな事もないか。3巻収録の第11話「続・タイムトラブラー」は雑誌掲載時の終わり方が好みだと今でも思っている。という事は、複数号を持っていた「獅子王」を処分してしまった、のかな? 「グリフォン」も何処まで読んでいたかなあ。

何度か足を運んだ柏の糖朝、どうやら今年に入って閉店したらしい。最後に訪れたのも随分と前で、あれは帰りがけにZを見舞いに行った時だったか、その後にも行っていたか。

「オタクという言葉の意味や指すものが変遷している、と言われればそれまでなんだけど、じゃあ昔オタクと言われていた「本物」に対する言葉がもう無いんだよね。今の意味でのオタクとは呼ばれたくないけど、昔の意味でのオタクとはすげぇ呼ばれたい。」