「あるフォロワーさんが前に言ってた気がするけど、オタク文化がこのままモラル無視してやりたい放題し続けるとどこかで手痛いしっぺ返し食らう気がする」

「栄養のあるごはんとちゃんとした睡眠を犠牲にし始めると、マッハで心が壊れ始めるので、例えば時間に余裕があるときでも「のんびり飯食ってる場合じゃない」とか「ちゃんと寝ちゃ駄目だ、仮眠で済ませないと」と思うようになったら逆に飯と睡眠をがっつりとるべきだと思います。」

「某学会。カウンセラーの方が、ひぐらしを我がことのように語る思春期の子はいても、まどマギではまずお目にかからない、と語っていて、なるほどと思う。まどマギの解釈について熱く語るのは、30代以上の男子だ、と。」

「なんていうか、「逃避」なんだよな。目的のない努力は逃避なんだよね。苦しい。」

もう少しある分は後日へ。

久住四季『星読島に星は流れた』(東京創元社)1600円+税
折り目正しいミステリー。作者のデビュー作は、えーと、読んだかなあくらいの記憶しかないけれど、この本は面白かった。天文学者の暮らす孤島に抽選で招待された面々、その島には毎年のように隕石が落ちてくるという。連続殺人、どんでん返し、ロマンちっくな舞台設定に目を眩まされて後から常識的に考えてればと思い当たる。他にも娯楽の2台要素を兼ね備えて、最後の最後まで楽しい。以下、某所より。
「あなたの主人公には「どうしても行動しなければならない理由」があるか。また、主人公が行動を取らなければ、時間切れで戦いに敗れてしまうような「タイム・リミット」はあるだろうか。(ニール・D・ヒックス)」
「物語の文法の基本は二つある、と考えて下さい。一つは「欠落したものが回復する」というパターン。もう一つは「行って帰る」というパターンです。(大塚英志)」」
ボストン港から30分とは言え、嵐の山荘ならぬ絶海の孤島、但しお迎え付き。誰が欠落を取り戻したのか、誰が行って戻ったのか。面白かった。作者の次回作に期待。

未成年飲酒の場面がちょっと気になって、試みに検索してみると……アメリカでは(州法で細かい差はあるものの)21才の成人にならないと飲酒は駄目、と。ヒロインの年齢設定は作者の趣味かな。

「そもそも日本人は他の人にあげるためにおみやげを買う。それに対して欧米の「スーベニア」は、自分のために買うものなのだそうだ。」