「やはり、多くの悲劇は、「俺たちにだけ分かる言葉で、俺たちにだけ分かる話」をしすぎることに由来しているような気がする。
「イヤなら見るな」ではなく、「イヤかも知れないけど、これこれこういう文脈から生じた文化なんです」と説明する段階が、いずれにしても必要なはず。
単に「分からない」「イヤだ」という印象だけ持ちかえられると、オタク文化には、マイナスイメージだけが付与されていく。外部と内部の意思疎通の手段を用意しないと、オタク文化はひとたまりもなく潰されると思う。」

「バルタンのSF性、メフィラスの気品、ジャミラの反骨がどこから来たかといえばいわゆる「ジャリ番」のコンプレックスからと思う。時代が変わってジャリどもが大人になり、もう誰も馬鹿にしなくなった。だからそんなしんどいものをひねりだす必然性がなくなったことを喜ぶべきなのかもしれない。」

「クレーム対応して分かって来たのは、普通の人間は概ね20分以上怒鳴り続けることができないということである。よって戦略として採用すべきは謝罪と時間の引き伸ばしである。「店長を出せ」と言われて店長を出すのは完全な下策で、担当、主任、課長、副店長と持久を図るべきである。」

「バカにして「構ってちゃん」などと言いますが、人は生まれては構われたくて泣き、構ってくれる誰かを探して生きて、そして死の床にあってはもう構ってもらえないことに周囲の人が泣くのではないですか。構われたくて努力し、構われたくて自分を高めるのではないですか。」

「ルパン一期一話だけとってもモータースポーツや007映画とか他ジャンルに対する緊張感がみなぎっている(u ・ω・)ルパンの方がカッコイイだろ?って殴りこんでいく風情。ルパンシリーズが失いまた取り戻すべきなのは昔の面白かったルパンでなく、それを面白くしていた他ジャンルへの緊張感かも」

「>OVAでは逆にちょっと頑張ってみたマシンロボ・・・
テレビも枚数極限まで少ない反面、一枚絵としての原画はかなり密度濃いシーンあったり
暴れたくて堪らないアニメーター専用のアスレチッククラブみたいな作品だったなあれ」

青木哲朗は癖の強い尾崎南の絵もマイルドに落とし込む魔術師だった」

「この道を選んで、この道を進んでいけば同じ志の人間に出会えるんだなーと思うことばかりな毎日を、幸せと呼ばず何と言うんだろう。」

もう少しある分は後日へ。