映画化もされた『火星の人』、自サイトのweb小説をKindleで発売したという経歴を見掛けて、そうだとすると『老人と宇宙』以来の2作目をそうとは知らずに読んでいた事になる。なんでも中国の人気web小説が日中合作でアニメ化されるそうだし、まだまだweb界隈は元気。

某所から飛んで、『わたしは真悟』に「奇跡は誰にでも一度おきる だがおきたことには誰も気がつかない」という文句が登場するそうで、似たような言い回しを何処かで見掛けたような……と、脳内を検索。『送り雛は瑠璃色の』と当たりをつけて、(了)にまつわるパラグラフを探してみると……「――その究極の魔法はね、意外なことに誰でも使えるんだけど、人が一生のうちにそれを使えるチャンスは、ほんのわずかしかないんだ。」。どうやらこれらしい。『送り雛は瑠璃色の』は難解で不可思議なゲームブックで、何度読んでも謎めいて奥が見えて来ない。そこが良い。『わたしは真悟』は、進化して三角が四角になったという場面だけ、何故かそこだけ、覚えている。たまたま雑誌を立ち読みしていたのかもしれない。

どうやら顔を覚えられた店で、再来週にまたあのメニューがやってくると教えられたので、特に問題が起きなければ1度は行ってみよう。赤ワインを飲むのは苦手だけど料理に使われると相性がいいらしい。

「シャアはコンプレックスの総合商社なので、解釈する人によってそのバランスが変化するわけです」