BSプレミアム原節子追悼番組として『東京物語』。冒頭を少しだけ観て、初代の『ゴジラ』もそうだけど、懐かしいを通り越して時代劇を見ているかのような、邦画なのにそんな遠さ。

某所より。
「あの頃のコバルト文庫は、赤川次郎氷室冴子新井素子久美沙織山浦弘靖藤本ひとみ菊地秀行火浦功唯川恵と雰囲気もジャンルもいろいろで、コバルト読んでるだけで各ジャンルをちょっとずつかじれたから、本の虫ぐんぐん巨大化してた。」
初期には宇能鴻一郎が書いていたような……と思って検索してみたところ、川上宗薫でした、勘違い。ウィキペディア曰く、「1983年から主催するコバルト・ノベル大賞(1996年にノベル大賞となり、特にジャンルは問わない)の歴史は長く、直木賞作家の山本文緒唯川恵角田光代なども受賞者である。また創生期には平岩弓枝川上宗薫などの作家陣が執筆していたことでも知られている。」だそうで、加えて山尾悠子が『オットーと魔術師』を出していたり、誠に幅広い。故人となった元「OUT」編集のR?氏が岩波文庫(だったかな?)で実行していたような作者無差別ひたすらノンブル順の読書というのを1980年代くらいにやっていたら楽しそうだ。

「忘れもしない1984年中学生の時にたまたまつけたラジオが偶然NHK-FMにチューニングが合ってて
アルゼンチンタンゴ特集やっててそのまま聞き続けたら
何これスゲェって思ったのがアストル・ピアソラだったなぁ・・・
聴き終わる頃には茫然自失で気がついたら涙がポロポロこぼれてた
その後輸入盤のレコード屋探しまくってアナログ盤いっぱい買った
1988の東京ライブにも行ったけどその時に斉藤允正氏に
「君一人できたの?その歳で何処でピアソラ知ったの?」
って声かけてもらったのも良い思い出・・・」