「ドイツに住んで2年くらいになる日本の方に聞いた、最初はアパートに泣きながらピアノを弾く幽霊が出てたけど、ブツブツ言う言葉がドイツ語で全く分からないしピアノはうまいしであまり怖くなく、「あなたはベートーベンですか?」って言ったらちょっと照れた感じで消えた、って話なんかかわいくて好き」

「(スパイラル〜推理の絆〜
ハッピーエンドがクソ兄貴に一泡吹かせることなのがひどい
一見ハードル低く見えてくぐれるくらいハードル高いのもひどい」

「>好きだけど苦手なものを追いかけるより
>嫌いだけど得意なものを磨くほうが結果的に幸福度が高いとかなんとか
評価してもらえるからな
他者からの評価に人は抗えない」

「親のおもちゃ屋継いだツレが言ってたが
トレカさえあればなんとかなるらしい
そして毎年二月に新しい戦隊ライダープリキュアがドカンと売れて
あとは冒険さえしなきゃ店はもつって」

下町ロケット半沢直樹を「高齢者向けライトノベル」だと知り合いがいっててくそ笑った。」

もう少しある分は後日へ。

梶尾真治『怨讐星域? ノアズ・アーク』(早川書房)880円+税
2006年から「SFマガジン」に連載されたものに加筆・修正。
太陽のフレア膨張による地球消滅から逃れるため、米大統領と選ばれた3万人だけを乗せた世代宇宙船ノアズ・アークが密かに出航。残された人々は、その3万人を呪いつつ、発明された星間転移装置でノアズ・アークに先回りして新天地を目指す……という設定を飲み込んだ上での悲喜劇、主に悲劇。大雑把な座標で転移する/した7割の人類と、地球に残った3割の人類、宇宙船での3万人、それぞれのパートで物語が進んでいく。恨みつらみを抱いた7割と諦観の3割としがらみを引きずった3万人。全3巻なので続きが楽しみ。

本棚から首藤剛志の『戦国魔神ゴーショーグン』を引っ張りだしてみたら、背表紙は黒々としているままなのに、本文の文字がかすれて読みづらくなっていた。経年劣化、已む無しか? アニメージュ文庫が電子書籍化される予定は当分無いだろうなあ。

ラピュタについて、以前教わったたいそう勉強になった話が、「序盤でシータがいかに"守るに値する立派な女の子なのか"を丁寧に描く所がすごく大事。これがうまく行かなかったために、"よくわからん女の子のために何度も命をかけるヘンな少年の物語"がたくさんある」というもの。」