「昔、当時の同僚と仕事である所へ出かけたら先方が世間話で「そちらの職場に可愛い女性います?」と。当方は「いませんよ」と一笑に付したのだが同僚は「いますよ」と。その同僚は非常にモテる人で、当方はその時「モテる人とは多くの人に愛される人ではなく、多くの人を愛せる人なのだ」と感じたのだ。」

「むかし読んだサイトに「鬼の系譜」って話があって、鬼のようにうまい人は教わらず技術を身につけてしまったので、教わって知るということを知らない、だから教える=放置プレイだと思ってる。鬼は鬼しか育てられないので鬼の系譜。アニメーターの育成の話だったけど。 」

「しかし、人は何かの事柄で必ず鬼の子なんだよ。子供の頃、私が逆上がりできないとき、周りの子たちは「なんでできないのー?」だったし、逆に彼らがドとレの聴き分けができないとき私は「なんでわかんないの? 耳ついてんの?」だし。無自覚にできていることに無自覚である限り、鬼は身の内にいる。」

もう少しある分は後日へ。

国立歴史民俗博物館で企画展示中の「夷酋列像蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界―」を眺めてくる。第3・第4展示室という小部屋が2つなので展示物としての合計は小規模。目玉は「蠣崎波響自筆の「夷酋列像」や模写本から、描かれたアイヌ、蠣崎波響や模写した画家たち」という12人の人物画、かな。どれも耳飾りをしているというのを、わざわざ別のパネルを使って図解していた辺り、『ゴールデンカムイ』を読んでいる目には楽しい。弓はかなり小さいサイズで、矢も数種類で5本くらいだったかな、展示されていた。民族衣装も何着か飾られて、あーアシ?パや谷垣が着ていたような柄のー、と楽しめた。国立歴史民俗博物館は年表順に第6展示室までの6階構造だったかな、だいたい2階分くらいを眺めて回るとぐったり疲れてしまう。前の大ニセモノ展の時と合わせても、まだ半分以下しか見回ってない気がする。

ところで、この「夷酋列像蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界―」の展示品は、25日から大阪の博物館の方でも展示されるという話をふの付く某所で見掛けた。試みに検索してみると……国立民族学博物館、か。

「死ぬ前にもう一度、ニューヨークの摩天楼の最上階に凄腕の雀士がいた。人々は畏敬の念を込めて彼のことをこう呼んだ「マンハッタン・雀ぶらぁ」と… でおなじみマンハッタン雀ブラーを読みたいものだ。」