「長年懐古厨をやってて痛感するのは「タイムマシンはない」ということ。ビデオの中のコンサートには入れない、紙テープは届かない。だから、いつか伝説の過去となる「今」をちゃんと自分の身体で、見て、聴いて、感じておきたいのだ。」

「富野さんは「こいつは これくらいのアホ なにも見えていない こいつは中くらいのお利口さんだが 全体が見えない 彼はすべてを見通しているが なんの実権もない」と キャラの頭のよさを数段階に分けて 作劇しておられるね 最近は多くのアニメで 登場人物が皆同じ知的レベル というのが多い」

「時々変にこだわって変化する日本語についていけてない自分が老害なだけじゃないかと思う時もある」

もう少しある分は後日へ。

BSフジ開局15周年記念特番、北大路欣也主演で『三屋清左衛門残日録』。2時間ドラマで、続きものかと思ったら、もしかして単発? その割には話の顛末が中途半端だったのが気になる。番組中のCMで、時代劇専門チャンネル藤沢周平 新ドラマシリーズ『果たし合い』が掛かって、こちらの主演が仲代達矢。1993年のNHK金曜時代劇では『清左衛門残日録』の主役が仲代達矢だった。渋くて面白かったな。惜しむらくは、NHK正月時代劇の枠で続編の『清左衛門残日録 仇討ち! 播磨屋の決闘』、財津一郎演じるところの佐伯熊太も含めて大立ち回りをやっちゃったのが玉に瑕。

デヴィッド・ボウイが亡くなって、NHKラジオで映画『ラビリンス/魔王の迷宮』にまつわる話題を取り上げていたのを聞いていたら、敵はボスだけが人間体(美形)とか少女の成長の隠喩とか、箇条書きマジックで『幻夢戦記レダ』を連想してしまった。しかしながら、ウィキペディアを覗いてみると、『ラビリンス/魔王の迷宮』が1986年製作で『幻夢戦記レダ』が1985年3月1日に発売だから、順番としては逆になる。

作草部のトップマートが夏には別の店舗に入れ替わるという噂を見掛ける。ASAが撤収する前、緊縮財政を余儀なくされていたと想像される頃、自炊の一環として買い出しに使った思い出の店……と湿っぽくなるのは、仕方のない話。あの頃は誰も彼もが元気だったから。

「だから自信をつけようと思ったらやっぱり根拠を沢山用意するしかない。でもそれは「成功体験の量」じゃない。失敗体験の方が重要だったりする。「失敗したけどわりと平気だった」っていう経験の量のほうがけっこうだいじ。」