「『歳をとったら我々も演歌を聴くようになる』て話が、実際は『我々が聴いている音楽が「演歌」と同じ扱いになる』て事実を思い返す度、中学時代の教師がビートルズを伝道しようとしていたのを思い出して渋い顔になる。かつてのボカロ殿堂入り曲を生徒に伝道する教師の姿も容易に予想できて。」

「老いる、ということは、我々が嗜んできた文化・ライフスタイルが過去に葬り去られる過程のことを指すのだなあ…。生命活動の停止が「死」ではなくて、老いる過程で、少しずつ少しずつ刻んで、我々の人生・思い出が棺桶に突っ込まれていく、みたいな。」

「自分に自信がある人は他人を褒められるので、ますます他人に好かれる。自信のない人間が他人を罵倒し、人から嫌われてますます自信を失う」

「昔々小学生のころドラクエ(たしか?)をやっていた母に「どうしてスライムがお金なんて持ってるの?」と聞いたら「道で拾った小銭を『いつかにんげんになったらつかおう!』って大事に取っておいてたから」と真顔で答えられぎゃん泣きした忌まわしき記憶が」

もう少しある分は後日へ。

ふの付く某所にて、『涼宮ハルヒの憂鬱』が「初期の神林長平テイストな傑作SF」(大意)と評されていて、はて初期の神林長平とはなんぞや? 試みに検索してみると……1979年にデビューしてるので、大雑把に1990年までの作品名を辿ってみる。『完璧な涙』や『新設がいっぱい』よりも前だから、とにかくほとんど読んでないという事が判明。そりゃ、分からない訳だ。初期ではないけれど『ラーゼフォン時間調律師』はいつか読んでみたい。

某所にて、「1メートルは一命取る」という作業現場での落下の恐ろしさを示す標語を見掛ける。庭木の手入れだったのか、それとも家屋の点検だったのか、梯子から落下して亡くなったと聞く隣人の事故を思い出す。きっと打ちどころが悪かったのだろうけれど、梯子からの落下だから高度はそれほど無かった筈で、落下は侮ってはならない、と覚書。そう言えば、落下で肩を痛めたり、落下物で足指を痛めたなあ。

「鳥海永行監督は「新人の失敗を表に出させないために、完成までの間にコテンパンに指導する」という感じだったらしいけど、ほんと「やり終わったことに対してアドバイスする」ってほぼ意味ないんすよね。「やる前に指導しない」とトラブルが起きる。コメンテーターじゃなくてゲートキーパーが必要。」