「私の『まおゆう』評は「オジマンディアスを本気で善玉だと思ってるヒトが書いたウォッチメン」だし、『GATE』は「何を批判するでもなく真っ向から軍隊青春活劇として描いたスターシップ・トゥルーパーズ」だよ」

「『野蛮人』が『正しい文明人に素直に啓蒙されて大成功して幸福になる善良な人達』と『正しい文明人に抵抗して自業自得で苦しくなっていってるのに、逆恨みして戦争を仕掛けるなどして滅ぼされていく悪人達』に分かれると『ああ〜これが啓蒙ポルノじゃ〜』って感じがして娯楽として最高だと思います。」

「大学の講義で習ったのは、「脚本が出来上がったら、ラストシーンを削除する」。すると、ハッピーエンドともバッドエンドともつかない、余韻のある終わり方になるという。たまに、見た映画のラストシーンを「なかったこと」にして、そのちょっと前で終わるよう、頭の中で編集してみる。すると、ジワリと味わいが増す。」

「日本人は半端に我慢強いから「もう無理!」と病院に行った時には手遅れな事多い
特に癌
とお医者様が言っておった」

もう少しある分は後日へ。

折悪しく強くなった風雨の中を図書館へ。当初は10時からを予定していた「保存期間が過ぎて不用となった雑誌等の無償配布会」、待機の行列が長くなったらしくて、9時半過ぎには既に始まっていた。社交ダンスの雑誌やフェリークルーズの雑誌、山岳関係や育児や電子部品等、持ち帰って読んだら面白そうな本はあちこちにあったものの、帰りも雨の中だと考えると、荷物は重くしたくない。適当な文芸系と、休刊してしまった「ぱふ」の年間ベスト10号、休刊が決まってしまった「Cobalt」の平安小説特集号(亡くなった氷室冴子の「月の輝く夜に」掲載)、洒落で「声優グランプリ」を1冊、海外小説の上下巻、等々。図書館の蔵書購入用に募金箱が設置されていたので、気持ちばかり募金。んー、ブックオフで買い漁るのと代わり映えしない気がしないでもないけれど、気は心です。写真週刊誌が見当たらなかったのは、真っ先に狙われてしまったかな?

「「以前はフィクションの悪役といえば葉巻・ドラッグ・ステーキなどが定番だった。なぜなら、それらは"手に入りにくいものを持っている"憎さも備えていたから。現在においては健康志向・オーガニック・適度なジム通いでほどよく筋肉質な人物の方が悪役になりうる」という仮説を折にふれて思い出す」