「ホモが描けない腐女子とは「密室に閉じ込められたカプがなぜ閉じ込められたという経緯を描いてしまう腐女子のことだ」というのを見たことがあるが、さっき話していて「既に現場で始まってる事件を描ける踊る大捜査線腐女子と、事件の原因を探ってしまう古畑任三郎腐女子の差」っていう結論が出た」

「よし!いいぞ!
原作からかけ離れすぎていて何も苦しくない!!
この調子だ!!
原作の火村先生は女生徒に人気だし、こんなに濃くないし、ただのおじさんだし、美しい犯罪を追ってないし、謎めいた雰囲気がないただのヘビースモーカーで猫好きな34歳だよ。
ドラマ火村、その調子だ!!」

「作品は「発明」です。どんなにささやかでもそこに何かしらの発明がないと作品として成立しないものです。世界の見え方新しくする発明が必要です。」

もう少しある分は後日へ。

ふの付く某所より。
ハルヒの原作が2003年
世紀末に多感な時期を過ごした子ども達にとってハッピーミレニアムを迎えた事実はエヴァ等のアニメやアンビリーバボーやXファイル等のTVオカルトコンテンツ、図書館に置いてある怪しい終末論本…つまり世紀末コンテンツの死であった
そんな宙ぶらりんな気持ちになったまま高校生になりハルヒを読む若者たち
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」
そこには自分たちと同じ境遇のハルヒがいた
そんなものは来なかった!バカバカしいという気持ちを代弁するキョン
それでもあって欲しかった!あるに違いないと信じる気持ちを代弁するハルヒ
2000年代だからこそ共感できる内容だっただろう
当時の若者の気持ちは21世紀に入って16年経った今じゃわからないように思う」
20世紀末、流行したと言うか人口に膾炙したと言うか、それこそ一般教養のレベルで広まったノストラダムスの大予言とこの世が滅びますぞ思想。良きにつけ悪しきにつけ、創作や消費者にも影響があった訳で、あの空気を後に説明するのは難しいと言うか、喩えようが無いと言うか……また21世紀末が訪れたら、得も言われぬ曰く言い難い珍妙な空気が漂うのだろうか。

アリオン:プロメテウスとパンドラの子供
レスフィーナ:ポセイドンとデメテルの子供
二人には血縁関係がなく
兄妹というのは嘘の情報だったんだが
それがわからない観客が多かった」