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「要するに、ぼくは「ガルパンはいいぞ」の根拠を何万字もかけて説明するタイプの人間なのです。実際すでに10万字書いた。でもシスプリのときは90万字を越えてた(吐血)。そして自分のその不器用さ愚直さを作品と閲覧者に向けて用いていくことは、持ち主であるぼくにしかできないんですよね。結局のところ、ここにぼくのなけなしのクリエイター魂があるのかもしれません。」
「低俗霊狩り・4巻(奥瀬サキ・コミックガムプラス・ワニブックス)
ついに帯の句にあるように、四半世紀を経てようやく自動人形が完結。よかった、よかった。当時のことをいろいろと思い出しました。大学時代に旧ジェッツコミックスの1巻を手にして、おもしれー続きはと探して、自動人形の途中で止まっていて、掲載誌読んだら、いきなりお相撲さんと空手で対決していてとか訳わかんない状態になっていたしなあ。連載はまだ続いているようなので、楽しみに。そういえば。魔魅さんの乳首が☆印で隠されていたのですが、昨今の事情なのかしらん。」
もう少しある分は後日へ。
小川一水『トネイロ会の非殺人事件』(光文社)1400円+税
「小説宝石」に掲載された3篇のミステリー。最初のSFは技術面でよく分からず、真ん中の財産贈与からホラーに向かう気色悪さが味わいでもあるのか。最後の表題作は(珍しく感じたけれど)金銭にまつわる分かりやすい題材で、二転三転する筋書きも楽しい。ジャンルや後味をそれぞれに取り揃えた3編だけど、結局はラストですっきりする表題作が楽しい。
リサイクル図書という事で図書館から持ってきた「ぱふ」の2006年まんがベストテン号。ベストパートナー賞とかアニメ賞とか声優賞、こういう賞が出来てたいのか、知らなかった。キャラクター賞も男・女の2部門で、昔に読んでいた頃は主演・助演の男優・女優で4部門のランキングが載っていた。その全部門でランキング入りした菊川涼音の偉業は空前絶後だったのではと今でも思ってる。
平穏な4分割は珍しいという税理士のお話。さもありなん。武藤さんとカルベロの衝突事故みたいなものか。
昆布を敷いた瓶に米麹と塩と大豆で、3年後を予定。
「作者に人格を求めてはいかん。勿論それは、おかしなこと言うた作者を叩いてはいけない、という意味ではないけど。というか、本当頼むから余計なこと言わないで作品だけ書いてて…とか思う人はいないでもない…」
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/11/27
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