逆シャアアムロとシャアはお互いにお前は世の中で考えられてるよりずっとビッグなことができるんだからそんなことやってちゃだめでしょと言い合って、両方ともそんなことはない俺はお前が考えてるよりずっとできないやつなんだと逃げてるのがたまらないですぅ。」

以上。

夜の間に降って、朝方には屋根や枝に少し残っていた雪は、日中の晴れ間で消え去った。

NHKラジオの「すっぴん!」、ゲストは神谷明。溺れる声の出し方は、ボールペンを唇に挟みながらやると良い、という小技。主にジャンプアニメの主演作について語って、『北斗の拳』や『キン肉マン』は原作を読まずにオーディションを迎えたとか、逆に『シティーハンター』は読んでやりたかったけれど既に2作の主演済みなので制作スタッフは及び腰だったとか。ジャンプ編集部に遊びに行った折り、「やりたい?」と尋ねられて「やらせてください」と応えた事で冴羽リョウ役が決定したそうで、後々スタッフからも「よくぞ言ってくれた」と喝采されたとか。北斗の剣と勘違いして千葉周作みたいな剣豪ものかと挑んだオーディションとか、台本に「あた」と書かれていて何と声を出せばいいのか悩んだとか、突破口はブルース・リーだったとか、始めの頃はあたたたたが20秒くらいしか続けられなくて機械のループに頼ったとか、やがて息継ぎの出来る発声法を覚えたとか、『北斗の拳』にまつわる話は面白かった。俳優を目指して入った劇団には先輩に熊倉一雄がいて、若い頃は面白そうな三枚目の役どころに憧れていたのだとか。『キン肉マン』の高音と『北斗の拳』の低音、『シティーハンター』では両者で鍛えた声が活かされて、巡り合わせに感謝していた。高音・中音・低音、それぞれを潰すような声、裏声、力士やジャイアント馬場のような声、演じる役によって声を使い分ける。後進の指導では、「ナレーションは教えられるけど、芝居は基本を教えて「後は頑張れよ」」という事で、芝居は場数を踏むしかないらしい。

「なんで本放送の時にハマらなかったんだろうと思い返すと、第一話を見逃したことで気持ちが折れたように思う。それくらいアニメの第一話は気持ちの上で重要だ。」