2月26日なので、『閃光のナイトレイド』の後日談に当たる未放送回「特別編 雪上の豹」を思い出す。棗が去り、葵も葛とも別れて、華族である実家も次々と大黒柱が倒れてしまった雪菜は、あれからどうなっていくのか。ヴァイオリンでは難しいだろうから、マルチリンガルを活かすのか。

そうそう、ふの付く某所で、「服部時計店に電話しようとしたら云々」というのを見掛けて、もしかして北村薫ベッキーさんシリーズに出てきた暗号のハットリとは服部時計店だったのだろうか……本棚から『街の灯』を引っ張り出してみると、やはり「銀座八丁」は服部時計店だし、そもそも文庫の表紙絵が時計塔だった。銀座八丁、行こうじゃないかいな。シリーズ最終巻の表題作にして最終話「鷺と雪」、間違い電話が掛かってきた場所は何処だったかな。こちらは手元に無いので今すぐに確認は取れない。

新しく試してみたコーヒー豆、1杯だけ挽いてみて、いつもの豆を買い直してしまった。景品のシャツは残り1枚、もう生産されていないらしいので、配るのも限界が。

「これは某大学のワークショップで『風と木の詩』をテキストに説明したことだけど、読者を引き込む物語は「どうにかしてあげたい人」と「どうにもしてあげられない人」と「それに手助けしてあげられそうな人」を配置すると、どうにかしてやりたいほっとけないという読者の感情を作品内に招くことができる」