「本稿では「アストロ滑走団」を補助線とすることによって夏葉薫が恋愛と恋愛でないものを描く際に通底するふたつのテーゼを示した。夏葉作品の恋愛は「ふたりの関係について不自然に考えすぎてしまう必然」そして「関係のはじまりはふたりの意志より先に在るものによって支えられる」という主題に対する変奏の1つであり、これによって恋愛ゲームシナリオライタ夏葉薫の射程は恋愛とは名付けがたい白鳥可菜子の場合や同性同士の交友のように恋愛と近接する関係にまでも到達していると言える。

君と僕、僕と君との不自然なやりとりにこそ幸あれ。」

「石ノ森ヒーローは基本的に敵と同種だからね」

「誰の心にも聖域は存在するのだと改めて痛感する。」

もう少しある分は後日へ。

一部の地方局でロボットアニメ大全集という特番があったそうで、『戦え!イクサー1』に『戦国魔神ゴーショーグン』に『超獣機神ダンクーガ』に『鉄人28号』、それと何故か『学園戦記ムリョウ』。趣味のよろしいラインナップ。イクサー1では放送倫理の事情で太い黒線が大活躍したとか。

あー、『リィラの迷宮』を描いていたJUDALって商業でも描いていたのか。と言うか、商業に行く前に描いていたのが『リィラの迷宮』になるのかな。新書館という事は「WINGS」関連だろうか、あの作風なら納得。同人誌はうきうきマーケットの委託で出会ったと思う。「VINTAGE YEAR」よりも後かなあ。

少年キャプテン」や「アフタヌーン」で独特のギャグマンガを描いていた山浦彰の訃報を見掛けたものの、これは確実なものなのかどうか、保留したい気もする。商業以降で伝え聞く同人やフィギアでの作風を鑑みるに、商業では程よく抑制が働いていたと判明。面白かったなあ。訃報がもう1件、今度は『キックオフ』等の作者であるちば拓が亡くなったそうで、こちらは確実らしい。俗に「キックオフごっこ」と言われた、見つめ合って赤くなる2人の図、あちこちで見たなあ。どうぞ安らかに。

三島から帰る。ホテルの食事が豪華だったらしい。行きは踊り子号で帰りはこだま。

「「パシリム見る前
20代「おもろいんかなぁ」
30代「見るまで分からんなぁ」
40代「地上波で迫力ないやろ」

パシリム放映中
6歳児に戻った20代「いぇーがーがんばえー!;;」
6歳児に戻った30代「いぇーがーがんばえー!;;」
6歳児に戻った40代「いぇーがーがんばえー!;;」」