「例えご都合主義でも、絶望を希望で殴り倒す物語は世の中に必要で、その事から全く逃げていないと言うのは立派だと思う。」

「みんなワクワクしながら読み始めて挫折する小説の筆頭、ナボコフ「ロリータ」なんかはズバリリアル育成ゲーやろうとして失敗したりちょっと逮捕されちゃったりするオッサンの話ですのでタルいなどと言わず最後まで読もう!」

「あまり有名じゃないんだけど、リアル育成ゲーな小説ではフォークナーの「髪」という短編がおれ大好きで、何がイカすかって女の子がガンガンあばずれになっていくというw。でもって苦労の果てに男はその娘と結婚エンドという、エロゲならCDぶち割り返送もののオチが待っています。是非読もう!」

「リアル育成ゲーネタ小説でもう一つ、ガルシア=マルケス「族長の秋」には女学生とのイケナイ課外授業を楽しむ大統領のエピソードが出てくるんだけど、後になって全員がプロのおねいさんの仕込みであったことがばれて大統領がぶち切れるシーンが見どころですのでぜひ読もう!」

もう少しある分は後日へ。

望月三起也が病名を公表、病魔と闘いながら漫画を描き続けるとの事。有名な『ワイルド7』はほとんど知らなくて、単行本を手放してしまった『四つ葉のマック』が面白かったのは覚えてる。『四つ葉のマック』が「少年キング」の創刊第2号からの連載だとは知らなかったし気付かなかった。連載期間は「1月28日号(No2)〜1984年8月24日号(No16)」で単行本が全7巻、濃密だった。

この素晴らしい世界に祝福を!』、最終回で第2期製作決定の発表。誰も殺さず旅立たせもせずに終わらせるのは難しい、なんて話を思い出した。第1期は街での話に終始していたけれど、第2期ではもう少し広い世界へ飛び出して行きそうな予感を漂わせつつ、軽やかに完。ただただ楽しいというアニメは貴重。

LIはケーキの中でモンブランを重視するそうだけど、モンブラン以外は良い感じの店を推薦するべく、地道な活動。苺のミルフィーユが土日祝日だけ販売されるというのが吉と出るか凶と出るか。

葬儀の看板で見掛けた珍しそうな名字、常住・小屋・水書・染宮・怡土。

「昔の怪異には、坊主や拝み屋が解決したとされるものも当然あるが、どっかの侍が度胸一発斬りつけたらなんとかなった例も多いので、実際に幽霊に遭遇したらダメ元で物理攻撃を仕掛けてみるのは結構重要なのではないか。」