『家宝の行方 美術品が語る名家の明治・大正・昭和』をパラパラと。巻末の「おわりに――「華族の盛衰」が語るもの」が面白い。
「すなわち、明治維新で設定された華族たちは、せって押されたその時点から、すでに没落が始まっていた。

(中略)

 そうした華族たちの動揺する姿の一面は、家宝である美術品の所有権の移譲となって現れた、先祖代々の家宝を売却することで、ある華族は、借財を返還し、新たな生活基盤を築こうとしたのであり、ある華族は、先祖伝来の貴重な家宝を守るために、相対的に価値の低い家宝を放出したのであった。」
おれたちはかりそめの客なのだ。

ふの付く某所より。
「>>飽エロの時代に産まれた者は幸いである
>本当にそうか?
>ほどほどに不足してる方が楽しいんじゃないか
絶版のエロ漫画を求めて他府県まで出かけた情熱はもう無くなったな」
越境して、図書館まで、あー、とある専門性の高い雑誌(だったかな?)を探しに出掛けたという話を聞いた事があるので、おさおさ情熱というものは馬鹿にできない。そういえば、1度だけ2ストのバイクが云々という話も聞いたから、もしかしたらバイクで行ったのかもしれないな。墓に雑誌は読ませられぬ。今はもしかしたらネットではそういう電子情報が行き交ってるのかもしれないけれど、当時は紙の本だけがターゲットだったのだろう。

ああ、バッテリーが限界を迎えつつあった携帯をこの時期に交換したのは、バスツアーを期しての事だったのかな?

「教習で出会ったOLさんは
「彼氏が乗ってて一緒に乗って行けるといいなーって思って」
卒研前には怖い顔して
「xxx(バイクの種別)乗ってる男ってバカですね。速いの買って煽ってやります」
って言ってた」