名古屋へ旅立った。

某所より。
「死んだ学者の研究書を集める図書館とそれを管理する財団を作って下さい。もう、大学にそれらを所蔵する力はありません。
所蔵が無理なら、せめて電子化するプロジェクトと予算を。日本に1冊しかない本も、同分野の研究者が受け継がず、研究者の遺族が研究者でなければ、捨てるしかありません。」
同人誌でも、以前に何処だったか、「(大人の事情で出回るような有名同人誌は例外なのだから)捨てずにショップへ持ち込みを」というのを見掛けた覚えがあって、マイナージャンルや非メジャー二次創作、文芸、イベントにも参加しなくなってサイトも見当たらないから手放したら二度と巡り合えそうにない同人誌というデータをどうやって将来に繋げていくのか、悩ましい。同様の話題を、観光地のオーナメントでも見掛けたかな。「手元にあるそれが最後の1個かもしれません」という切実な問題。

「仮想戦記絡みの話、特に当時なぜ売れていたかの説明がつけられないのは当たり前で、今言及できるような人々は90年代のブームの時、主要購買層でなかったからなのよね。商売としてターゲットにされていたのは、兵器にも戦争にもそんな詳しくない普通の人。彼らがどんな人だったかはわからなくなってる」